トップ > バードカービングの部屋 > 製作記録 > 握りブンチョウ >6.一応完成
ナミブンチョウ | |
ナミブンチョウを2羽作りました。 もろVer2図面で削った方の形が少し気になりますが、それなりに綺麗に塗れた方だと思います。 シャドーはパステル(W006)を使っています。色が濃いので、全体に存在感があります。 |
シナモンブンチョウ | |
シナモンブンチョウを2羽作りました。 シャドーが濃いのと、薄いのを作ってみました。 シャドーが濃いのは、パステル(W006)を使っています。 シャドーが薄いのは、パステル(054,140)を使っています。 どちらが良いのかは微妙な所です。 シャドーが濃いのは、ちょっと汚い感じがしますが、重量感があります。 明るい所で見ると、悪く無いです。 ただ、薄暗い所で見ると、汚い感じがします。 シャドーが薄いのは、ライトな感じがして可愛いです。 ただ、明るい所で見ると少し色飛びして、物足りない感じがします。 薄暗い所で見たほうが良い感じです。 この辺の色は、好みの分かれる所だと思います。 ワンフェスに出展して、お客さんの意見を聞いてみようと思います。 |
シロブンチョウ | |
シロブンチョウを2羽作りました。 こちらも、シャドーが濃いのと、薄いのを作ってみました。 シャドーが濃いのは、パステル(007)を使っています。 シャドーが薄いのは、パステル(W002)を使っています。 写真では分かり難いですが、これも好みが分かれるところです。 ワンフェスで、お客さんの意見を聞いてみようと思います。 |
技術的なこと | |
基本的な塗りの手順は以下です。 01.白ジェッソを2回塗る。 02.ヤスリがけ。 03.目入れ。 04.目マスキング。 05.色付きジェッソで塗りわけ。(最初の写真の状態) 06.パステルでシャドー&つや消しコートで定着。 07.パステルで全体のトーン調整&つや消しコートで定着。 08.絵具を練り込んだエポキシパテでアイリング造形。 09.マットメディウムでクチバシのツヤ調整。 スリックで、パステルを使った塗り方がようやく分かってきました。 それにしても、やはり色塗りは難しいです。 照明で見え方が変わってしまうので、正解が分からないです。 同じ照明下で、本物と並べれば分かるんでしょうが、そうもいかないで凄く難しいです・・・。 今回は分かったことで、無彩色(白、グレーなど)のシャドーは、同じ無彩色の黒やグレーのシャドーで 良いですが、シナモンブンチョウのような有彩色のシャドーは、黒やグレーは使わずに、同じ色相で明度 を落とした色を使うべきだと分かりました。考えてみれば当たり前と言えば当たり前ですが、明度を変え ると彩度も変わって、色相も変わってくるので難しいです。参考になりそうなのがアニメの色指定です。 今度から、アニメを見るとき、この辺をもっと注意して見ようと思います。 |