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ブンチョウの製作記録を紹介しています。
道具や材料、詳細な作り方については「バードカービングの作り方」を参照してください。

 握りブンチョウ Ver2


 デザフェスに向けに作った握り文鳥の製作メモです。今回はシロ仕様
 のみで5羽作りました。製作期間は1週間もかかってないです。デザフ
 ェスでは4000円で売り出したのですが、4羽ほど売れました。
 
 前に作った握りブンチョウより丸くしており、頭は小さくしています。
 可愛さとリアルさがアップしていると思います。
 
 技術的なこと


 自分用に技術的なことをメモしておきます。
 
 【主な仕様】
  ・本体の材料はカネライトフォーム
  ・目は5mmレジンアイを使用、嘴&アイリングはエポキシパテ
  ・体重は25g、足は無し
  ・台は、荒縄を編んだ簡素なもの
  ・色は、ジェッソ、アクリル絵具、パステル(つや消し仕様)
 

 【製作手順】
  01.作図する。(上の図)
  02.カットアウトする。
  03.角削りする。(下の写真)
  04.丸削りする。
  05.目の穴空けする。
  06.20gの重り入れる。(エポキシパテでフタをする)
  07.原液のジェッソを塗る。(1回目)
  08.ヤスリで磨く。(1回目)
  09.原液のジェッソを塗る。(2回目)
  10.ヤスリで磨く(2回目)
  11.白色のエポキシパテを使用して目入れする。
  12.黄色のエポキシパテに白絵具を練り込んで、クチバシを盛る。
  13.黄色の絵具を少し混たジェッソを塗る。(3回目)
  14.目をマスキングする。
  15.筆を使って、パステル(007)で陰影をつける。
  16.チップを使って、赤のパステルでクチバシをぼかすように塗る。
  17.つや消しを噴く
    ⇒パステル定着用。
    ⇒GSIクレオスの[Mr.スーパークリアー つや消し]を使用。
    ⇒必ずプラモデル用のつや消しを使用する。用途に[スチロール]の記載が無いものは溶けるので注意。
    ⇒半光沢も試したが、何となく安っぽくなったので却下。(好みによるかも)
    ⇒今まで、プライマーを使っていたが、多分これは溶ける。
    ⇒プライマーより、こっちの方が安い。
  18.目のマスキングを剥がす。
  19.白色のエポキシパテに赤絵具を練りこんで、アイリングを作る。
  20.グロスメディウムでクチバシのツヤを調整
 
 今回の新技術は、パステルで陰影をつける事と、つや消し処理です。今回のようなスリックで何も考えずに
 塗ると、ノッペラとした感じになってしまうのですが、パステルで陰影をつけると良い感じになります。
 また、つや消しを噴いているので、落ち着いた感じに仕上がります。この辺は、好みかが分かれるかもしれ
 ませんが、プラモデル用の表面コート剤が、スチロールにも使えることが分かったのは成果です。今まで、
 溶かすと思って使っていなかったです。(だって、ヤバイ臭いするんだもの…)
 



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