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シジュウカラの製作記録を紹介しています。
道具や材料、詳細な作り方については「バードカービングの作り方」を参照してください。

 ペイント

 製作が遅れているシジュウカラさんですが、何とかペイントまで行いました。
 以下は簡単な色塗りログです。
 
 01.薄めた白ジェッソで全身を塗る。
 02.軽くヤスリをかけて、ケバケバを取る。
 03.薄めた白ジェッソで全身を塗る。
 04.SKIN TONE BASE(肌色)で胸、腹を塗る。
 05.URTRAMARINE BLUE(青)で水色部分を塗る。
 06.CADMIUM YELLOW MID(黄)で背中の黄色部分を塗る。
 07.CARBON BLACK(黒)で、嘴、頭、風切羽、尾羽などの黒部分を塗る。
 08.BURNT UMBER(焦茶)で、嘴、アイリングの色を調整する。
 09.ポリウレタンバーニッシュで、ツヤを整える。
 
 ※ジェッソは薄く塗る。厚く塗るとボカシが難しくなる。
 ※絵具はアクリル溶剤でかなり薄めて使う。(溶剤に絵具を足す感じ)
 ※染み込ませるような感じで塗る。
 ※水色部分の彩度調整は、肌色で上塗りすると灰色に近くなる。
 ※背中のグラデーションは、黄色の上に青を上塗りすると緑になる。
 ※その他、適当にハイライトを付けて、単色にならないようにする。
 
 色塗りは苦手なので、着手が遅れましたが、塗り始めると3〜4時間位で終わりました。
 今回は製作ガイドの事を考えて、あまり特殊な色は使わないようにしました。
 
 粗い表面処理しかしていないので、色ムラとかありますが、スリックにしては
 それなりに塗れたと思います。淡い感じの仕上がりになりました。
 

 足の製作

 本体は、ほぼ完成したのですが、足が苦戦しています。
 先週、2回程作りまして、どうも上手くいかなかったです。
 下の写真は、製作中の3回目です。
 
 最初、寸法は市販図面と写真から取ったのですが、色塗り前の本体(白)と合わせた所、
 どうも小さすぎる気がしたので、一回り大きくして作り直しました。
 作り直した足を、色塗り後の本体と合わせた所、今度は大きすぎました。
 試しに、1回目に作った足と、色塗り後の本体と合わせた所、概ね良い感じでした。
 
 どうやら、本体に色が付いているかどうかで、足の大きさの見た目が変わるようです。
 これは、目にも言えることで、今回は5.5mmのレジンアイを使っているのですが、
 色塗り前は大きく見えて、色塗り後は小さく見えます。目の周りが、黒か白かで大きさが
 違って見えるようです。
 
 で、足ですが、他の資料とか写真とかを参照して、結局最初の大きさと大体同じ大きさで
 作る事にしました。1回目の足をそのまま使おうかと思いましたが、2回失敗するうちに
 技量があがったので作り直しました。1回目より約4mm短くなっています。
 
 今回は、キット化する事を考慮して、レジンキャストで量産できるようにするつもりです。
 なので、いつも以上にパテ盛りを慎重に行いました。
 
 暑さにはかなわない(おまけ)

 シジュウカラさんとは関係ないのですが、最近はかなり暑くなってきました。
 なので、作業部屋だけエアコンをかけているのですが、ボウもチハヤも作業部屋に退避してきます。
 仲の悪い二羽ですが、並んで涼んでいます。暑さにはかなわないようです。
 
 1番目の写真:作業部屋で涼む、ボウとチハヤ
 2番目の写真:夜間作業中に、隣で作業を眺めているチハヤ
 3番目の写真:昼間、走り回っているチハヤ
 

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