トップバードカービングの部屋製作記録スズメフクロウ >43.5号、6号スズメフクロウ塗装


スズメフクロウの製作記録を紹介しています。
道具や材料、詳細な作り方については「バードカービングの作り方」を参照してください。

 5号、6号スズメフクロウ塗装

 5号、6号のスズメフクロウが完成しました。以下、あまり上手く撮れていないですが写真と、塗装メモ
 です。4号までは赤茶ベースで塗っていたのですが、5号からはコゲ茶ベースで塗っています。
 また、眉班と顔盤の白を強調しています。
 
 結果的には、良いのか悪いのか微妙な感じです。暗い色になったので渋くなったのですが、渋すぎなよう
 な気もします。4号までは資料が多い、北米のスズメフクロウの写真を参考に塗っていたのですが、今回
 は、資料の少ない、アフリカスズメフクロウの写真を参考に塗っています。アフリカスズメフクロウは、
 暗い赤茶色が正解みたいなので、多分この色の方が本物に近いと思います(特に6号)。まあ、個体差が
 結構あると思うので、絶対的な正解はないのだと思います。
 
 技術面で気になったのが、ツヤです。ファレホの黒系の色はツヤが出やすいので注意が必要なようです。
 今回、若干テカり過ぎたような気がします。また、台をコルクブロックにしました。足の裏にスナップボ
 タンが付いているのですが、スナップボタンにピンを接着して、刺せるようにしています。本体重量があ
 るので、安定感に不安があったのですが、これで大分マシになりました。
 
 ここまで6羽まで塗ったのですが、現在7号、8号を塗っている最中です。今週中に7号まで塗り終わる
 と思います。大分、色塗りにも慣れてきたのですが、1羽塗るのに約1週間かかるので結構大変です。
 なお、8号で打ち止めの予定です。
 
 特に告知していなかったのですが、今月29日の ワンフェス に出展します。卓番号は「8-13-15」です。
 場所は超隅っこです(成人ゾーンの隣)。今回は1人出展で、売り物も基本的にスズメフクロウ(6羽予定)し
 かないです。今のところ、スズメフクロウの再販は考えていないので、今回分が売れたら、それで終わり
 になると思います。ただ、まぁ、まず無いとは思いますが、好評だったら再販するかもです。
 
 【5号,6号スズメフクロウ色塗りメモ】

  ※塗料はファレホを使用。数字は色番号。
  ※パステルはヌーベルカレーパステルを使用。数字は色番号。

  01 目 マスキング
  02 全身 スプレー プライマー
  03 胸 エアブラシ WHITE(71001)
  04 胸 エアブラシ WHITE(71270)
    ⇒71270はカタログ上はオフオワイトの表記になっている
  05 胸 マスキング
  06 下尾筒 マスキング
  07 茶色箇所 エアブラシ RUST(71080)
  08 茶色箇所 エアブラシ BURNT UMBER(71040)
    ⇒5号濃すぎた(YELLOW,MUD BROWNで調整)
    ⇒RUST の下地いらないかも
  09 足指 筆塗り YELLOW RLM04(71078)
  10 足爪 筆塗り BLACK(71057)
  11 嘴 筆塗り YELLOW RLM04(71078)
  12 目 筆塗り YELLOW RLM04(71078)
  13 アイリング 筆塗り BLACK(71057)
  14 胸 マスキング 剥がす
  15 茶色箇所 模様 筆塗り WHITE(71001)
  16 茶色箇所 模様 筆塗り WHITE(71270)
  17 後頭部 全体 筆塗り DARK_EARTH(71029)+BLACK(71057)
  18 後頭部 ハイライト 筆塗り BURNT_UMBER(71040)
  19 後頭部 シャドー 筆塗り BLACK(71057)
  20 嘴先端 筆塗り WHITE(71001) + YELLOW RLM04(71078)
  21 嘴根元 筆塗り DARK EARTH(71029)
  22 胸 模様 筆塗り RUST(71080)
  23 胸 模様 筆塗り BURNT UMBER(71040)
  24 足指 墨入れ DARK EARTH(71029)
  25 茶色箇所 パステル 010(5号)
  26 茶色箇所 パステル 010+142(6号)
  27 白箇所 パステル 007
  28 白箇所 パステル W006
    ⇒パステルやり過ぎた場合、水を染込ませたメンボーで拭き取る
  29 全身 スプレー プライマー
  
  5号手順
   30 全身 墨入れ BLACK(71057)
    ⇒白箇所は極薄く
    ⇒テカるので駄目かも
    ⇒テカったので、つや消し(Mr.スーパークリア)を噴いたら、大分ツヤは消えたが
     色がくすんだ。結構危険なような気がする。やる場合は細心の注意が必要。
   31 全身 エアブラシ マットバーニッシュ
    ⇒テカりは戻った
  
  6号手順
   30 全身 エアブラシ マットバーニッシュ
    ⇒BLACK(71057)で墨入れするとテカるのでやらなかった
    ⇒ちょっとテカりすぎた(マットバーニッシュは極薄くで良いと思われる)
   31 パステル010を粉にして、水とフローで溶いて墨入れ
    ⇒墨入れしていないのがやはり気になったので
    ⇒この方法なら更にテカることはなかった。
    ⇒墨入れで白模様が少し汚くなったので、水を含ませたメンボウでふき取った。
  
  32 目 マスキング 剥がす
  33 アイリング 筆塗り BLACK(71057)
  34 組立て
 
 5号完成写真
写真01 写真02 写真03
写真04 写真05 写真06
写真07 写真08 写真09
 6号完成写真
写真10 写真11 写真12
写真13 写真14 写真15

< 前工程   工程一覧   次工程 >


inserted by FC2 system