トップバードクレイの部屋製作記録カワセミ(その2) >5.色塗り


カワセミの製作記録を紹介しています。
道具や材料、詳細な作り方については「バードカービングの作り方」を参照してください。

 色塗り手順

 実際に行った手順とは違いますが、以下の手順で塗ればいいような気がします。
 
 【下地塗装】
  1 .全身白ジェッソで塗る
  2 .青部分は黒ジェッソまたは[CARBON_BLACK]で塗る。(初列風切羽、尾裏も)
   ⇒白ジェッソの上から青を塗ると、発色が明る過ぎたので。

 【背中方面塗装】
  3 .[AQUA]で背中を塗る。
   ⇒[AQUA]単独だと鮮やか過ぎるように思う 。ここは検討課題かも。
  4 .[AQUA50%+ULTRA_MARINE_BLUE50%]で尾上面を塗る。尾裏面も薄めに塗る。
  5 .[ULTRA_BLUE_DEEP75%+YELLOW_OXIDE20%+TITANIUM_WHITE5%]で残りの青部分(翼、頭)を塗る。
  6 .[AQUA+金属パウダ+MATTIE_MEDIUM]で背中を塗る。
  7 .[4の色+金属パウダ+MATTIE_MEDIUM]で尾上面を塗る。
  8 .[5の色+金属パウダ+MATTIE_MEDIUM]で残りの青部分を塗る。
  9 .[8の色70%+AQUA15%+TITANIUM_WHITE15%]で頭、雨覆羽の模様を塗る。
  10.[BURNT_UMBER+MATTIE_MEDIUM]初列風切羽と尾裏を塗る。
  11.[10の色]を水で薄めて今塗った所の影部分を塗る。
   ⇒凄く水で薄めること。今塗った所全体を塗る感じ。尾裏も忘れずに。
  12.水で薄めた[TRANS_MANAGENTA]で背中を塗る。
   ⇒凄く水で薄めること。[AQUA]の彩度が少し落ちる。
 
 【腹方面塗装】
  13.[YELLOW_OXIDE90%+BURNT_SIENNA10%+MATTIE_MEDIUM]で黄色部分を塗る。
  14.水で薄めた[BURNT_UMBER]で13で塗った所の溝を塗る。
  15.[WARM_WHITE+MATTIE_MEDIUM]で白部分を塗る。
  16.水で薄めた[BURNT_UMBER]で15で塗った所の溝を塗る。
  17.[CARBON_BLACK+MATTIE_MEDIUM]で嘴を塗る。
   ⇒[MATTIE_MEDIUM]は多めに混ぜる。
   ⇒アイリングが黒くなっていない場合はアイリングも塗る。
 
 で、下が色塗った結果です。下地が白の場合と黒の場合で分けています。
 
 白カワセミ色塗り結果

 黒カワセミ色塗り結果

 評価

 今回、白ジェッソと黒ジェッソで試してみたのですが、結果は大差なかったように思います。
 青部分については下地が黒の方が塗りやすいですし、黄色部分については白の方が塗りやすいです。
 基本的には白ジェッソで塗って、青部分は黒ジェッソで塗るのがいいように思います。
 
 黒カワセミの黄色部分については、いきなり黄色を塗ってみたのですが、全然上手く発色せずに白で
 下地を塗ってから黄色を塗っています。それでも黒の上から白を塗るのは無理があるので、黄色箇所
 が汚い感じになってしまいまいた。逆に白カワセミは青部分の発色が明るすぎたのですが、こちらは
 白の上に黒を塗って下地を作ったら上手くいきました。
 
 頭の模様については黒カワセミは[AQUA]を混ぜていないです。模様がはっきりして、彩度が低いので
 渋い仕上がりになっていますが、少しだけ[AQUA]を加えた方が良いように思います。(感覚的に)
 
 背中の[AQUA]が強すぎるように思います。ただ、写真とか見ても割合こんな感じです。
 塗り面が広すぎたかもしれません。また[ULTRA_MARINE_BLUE+白+鮮やかな黄色]で作った方が良かった
 かもしれません。
 
 まあ、とにかくカワセミ完成です。製作開始から1月もかかっていないです。普段の自分のペースから
 すると凄く早いです。それにしても、どうもカワセミは苦手です。まず形が取り難いです。頭デカイ
 し、翼や尾が短いし、嘴異常に長いし、色塗り前のカワセミは、どうもよくカッコ良くないです。
 (合趾足は好きです)色塗ると一気にカッコ良くなるのですが、そこまで行くのにストレス溜まります。
 ただ、何となく雰囲気は分かりました。今度はもっと上手く作れるような気がします。
 
 カメラぶっ壊れました

 愛用していたカメラ(旧式のデジタル一眼)がついにぶっ壊れました。10回に1回しかシャッターが切れず、
 液晶表示もおかしくなってしまいました。なかなか気持ち良い壊れっぷりです。かなり古い機種で、
 修理出すのも何なので、新しくミラーレス一眼を購入しました。
 
 ファインダーが液晶表示なので、どうも使い難い気がしますが、まあ慣れかもしれません。
 何といっても重量が軽いのがいいです。今までのカメラは重くてあまり持ち出さなかったのですが、
 これからは気楽に持ち出せそうです。また、前のカメラより室内での撮影が良くなっているように思い
 ます。下の写真の最初2枚は夜間でフラッシュ使わずに撮ったのですが、良く撮れているように思います。
 3枚目は室内の昼間自然光です。
 
 まあ、良い買い物したと思いますが、最近給料下がったので臨時出費は痛いです・・・。
 

< 前工程   工程一覧 inserted by FC2 system