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 マキタの集塵機(掃除機)を改造

 20年以上使っていた掃除機がぶっ壊れたので、新しい掃除機を買いました。見た目は業務用の掃除機
 ですが、一応集塵機の扱いになっています。メーカーは「マキタ」で、モデルは「474(P)」です。
 3万4千円位しました。結構なお値段ですが、商売道具として長く使うつもりならば安いかもです。
 
 掃除機として使いつつ、集塵機にも使ってみようと思ってこの機種にしてみました。家庭用掃除機は、 
 長時間運転に適していないですし、スイッチがホース側にあるので改造が難しいのですが、この機種は
 集塵機なので長時間の作業に使え、スイッチ類が本体側に全てあるので改造しやすいです。
 
 改造といっても、ホースの接続口に塩ビパイプを取り付けただけです。いたって簡単な改造です。
 いつも使っている自作集塵機は、最初は良く吸い取るのですが、木を削るとフィルタが目詰まりして、
 吸引力が落ちるのが悩みでした。
 
 今回は業務用集塵機なので、直ぐに吸引力が落ちることは無いと思います。ただ、音はいつも使って
 いる集塵機より大きいです。と言っても、吸引力調整ダイヤルが付いているので、そこで吸引力&音を
 調整できます。最小メモリにセットすると、マイクログラインダーのモータ音より小さな音になるよう
 気がします。ただ、集塵機は低音で、グラインダーは高音なので一概に比較はできないです。
 
 吸引力は流石にあります。最小メモリでもかなりのものです。最大メモリにすると凄く吸い取ります。
 ただ、最大メモリは滅茶苦茶ウルサイいので、荒削りの時だけにした方が良さそうです。
 
 実際に使用した感じでは、吸い込み口が小さいのが気になったくらいで、概ね問題は無かったです。
 もう少し使い込んでみないと判断が難しいところです。ただ、市販のバードカービング用集塵機よりか
 は良いように思いました。アメリカに行った時、現地の先生が掃除機を改造して集塵機にしていたので、
 案外良い方法なのかもしれません。
 

 改造した部分です。塩ビのパイプを組合わせています。
 細すぎるところはガムテープを巻いて太さを調整しています。
 

 本体の吸引力調整メモリです。この機種は無段階で調整できるの
 が良いです。似たような機種で日立製の集塵機があったのですが、
 こちらは、3段階しか調整できなかったので却下しました。
 
 メモリ1.8位が、グラインダーの音と同じ位の音だと思います。
 本機種は容量が15Lなので長時間使っても吸引力はそれ程落ち
 ないと思います。

 
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