トップバードクレイの部屋製作記録(番外編)センノキスズメ >2.背中、尾の削り


スズメの製作記録を紹介しています。
道具や材料、詳細な作り方については「バードカービングの作り方」を参照してください。

 センノキスズメ 背中、尾の削り
 ファーストアタック

 ひとまず、写真のように下書きします。
 寸法も書いてありますので、製作の参考にしてみてください。
 
 今回の寸法の取り方は「上から見る」を基本としています。
 真上から見た時に、不要な部分をカットしています。
 下書きが完了したら、青く塗った部分を削ります。
 
 で、センノキを削った感想ですが、やはり少し硬いように思います。
 スチール系のカッターだと、焦げるばかりであまり削れないです。
 タイフーンカッターだと、良く削れます。
 
 木の性質は、素直です。
 木目も気にせず削れ、簡単に割れそうもないです。
 
 臭いは、いかにも木材といった感じの臭いで、悪くはないです。
 
 
 背中と翼を分ける

 写真の青く塗った部分を削ります。
 
 タイフーンカッターで削った所は表面が汚くなるので、
 下書き前に80番のヤスリで磨いています。
 
 翼と腹を分ける

 写真の青く塗った部分を削ります。
 これで、翼と腹が分かれます。
 
 
 尾と腹を分ける

 写真の青く塗った部分を削ります。
 これで、尾と腹が分かれます。
 
 
 翼、尾を丸める

 写真のように下書きします。
 初列風切羽と次列風切羽を意識して線を引きます。
 

 翼の上面を、写真のように丸めます。
 この時、下面(尾と翼の間)は削らないようにします。
 これは、先に下面を削ってしまうと、上面が失敗した時に修正する余裕が
 無くなってしまうのを避けるためです。
 

 翼上面の加工が満足のいく形まで仕上がったら、尾を丸めて翼下面を削ります。
 写真は、尾の丸めを行って、120番のヤスリで仕上げたところです。
 
 今回は、翼方面を先に仕上げる手順で削っていますが、普通は翼をここまで
 仕上げずに、頭を削る事が多いです。
 

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