トップバードクレイの部屋製作記録手乗りオオルリ >6.足の組立て


手乗りオオルリの製作記録を紹介しています。
道具や材料、詳細な作り方については「バードカービングの作り方」を参照してください。

 爪研ぎ&関節切れ目入れ(製作時間:1時間10分、ここまでの合計時間:32時間45分)

 ダイヤモンドヤスリで爪を研いで、関節部分に切れ目を入れます。
 部品が小さいので、関節部分は結構適当です。
 (ピンボケ写真ですいません・・・。)

 フショの切出し&穴開け(製作時間:1時間00分、ここまでの合計時間:33時間45分)

 フショは15mmとしています。
 なので、直径0.7mmの真鍮線を35mmの長さで4本切り出しています。
 なんとなく足が短いような気がします・・・。


 本体と足の位置を決めます。
 今回も直径17mmの丸棒をベースに足の位置を決めています。
 
 ちょっと足が短いような気がしたのと、指の部品の厚みを考えて、
 指の部分を少し浮かせています。穴の深さは10mmあるので、
 ちり紙を突っ込んで高さ調整をしています。
 


 本体に穴あけている最中にドリルの歯が折れました。
 しかも悲惨な事に、折れた歯は本体側に残って、取れない状態です。
 穴を広げようとして、横に力をかけたのがいけなかったです。
 にしても、ハンドピースは壊れるし、ドリルの歯は折れるし、
 今回のオオルリはトラブル続きです・・・。
 足の組立て(製作時間:1時間30分、ここまでの合計時間:35時間15分)

 ハンダ付けする時に、いつも指の位置がずれて苦労するので、
 今回は両面テープで止めてみました。後でパテを盛る厚さも考えて、
 厚手の両面テープを使っています。
 パーツが小さい事もありますが、ここまでは簡単に作業できました。

 ハンダ付けしました。
 両面テープだけでは、熱を加えるとずれてしまったので、
 マスキングテープで補強しています。

 ハンダ付けの結果です。トラブル続きのオオルリの割には、よくできました。
 ハンダの熱で両面テープの接着剤などが溶け、その上ハンダ用ペーストで
 ベトベトになったので、中性洗剤と、歯ブラシでゴシゴシ磨いています。
 多分、これでパテの食いつきが少しは良くなると思います。

 台側に刺さっている真鍮線は、ハンダで結合されてしまったので、
 デザインナイフでハンダをなるべく削って、真鍮線の間にニッパの刃
 を入れて分割します。


 完成した足の骨組みです。
 手間をかけなかった割には、まあまあの出来だと思います。
 特に、指を両面テープで固定する方法は簡単でいいです。
 これで、ホトトギスにほぼ追いつきました。


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