トップ ＞ 雑記帳 ＞2015/11/15 2015年バードカービングコンクールの出品数


　上野で開催されていたバードカービングコンクールの出展数が発表になりました。
　折角なので、去年の集計結果にデータを追記してみました。
　ちなみに生データＪＢＣＡのＨＰからどうぞです。
　
　
　で、気になる出展数ですが235⇒195となり、ついに200を切りました。前回より35作品減ったよ
　うです。35減と言うと大した事ないように思いますが、比率で言うと約16%で、このままだと、
　来年は165作品になる計算です。2012年から毎年同じような比率で減少しているので、気になる
　ところです。

　原因は不明ですが、一番効いているのは平日搬入、平日搬出ではないかと思います。期間も長い
　し、サラリーマンや地方からの人には厳しい条件なのかもしれません。前の記事にも書きました
　が、ＪＢＣＡの台所事情も余裕がある訳ではないので、真面目に何らかの対策をしないとヤバイ
　んでないかと思います。

　と、出展もしていない人(会費は払っています…)が、ここで、こんな事を書いてもしょうがない
　んでしょうが、今年も傾向としては、派手な作品が評価されるような気がしました。バードカー
　ビングを芸術作品とし、台を含めて一つの作品として評価しているみたいです。まあ、これはこ
　れで評価基準としては分からなくも無いのですが、これだと、台の製作を前提としている作品に
　なるので、鳥単体の評価がどうなっているのか気になります。鳥が良くても、台がシンプルだと
　評価が下がるんでないかと思います。
　
　出展数が減っている理由が評価基準だったりするとマズイような気がします。上級クラスの減少
　率が顕著ですが、ベテランだと自分なりに理想とする作品の基準があって、自分の基準と合わな
　いと出展しないかもしれません。初心者であれば、あんまりこだわり無いと思いますが、上級者
　だとこの辺は、こだわりそうな気がします。まあ、あくまで推測ですが、上級はエントリー料も
　高いし、自分の基準に合わないのであれば無理に出展しないのも分かります。

　コンクールとは関係ないのですが、コンクールの帰りに、
　こんなのが売っていたので思わず買ってしまいました。
　メンフクロウとメガネフクロウさんです。
　
　何とコイツは首が回転します！台も無いし、細かい所は
　色々突っ込み所満載ですが、雰囲気は十分ありますし、
　何だかんだで結構可愛いヤツです。
　
　バードカービングも、こういった方向を模索するのも悪
　く無いんではないかと思ったりします。
　
　ちなみに、製作中のエナガさんは目止め処理中です。
　これからレジンキャストを行うのですが、型を取るのに
　入念な目止め処理が必要です。形も、少々やっかいです
　し、どうやって型を取ってやろうか思案中です。
　
　それにしても、このエナガさんをコンクールに出しても、
　台がショボイので評価は厳しいんだろうなって思います。
　量産する事や、飾る場所を考えると、コンクールに出す
　ような大きな作品は、なかなか作れないです…。

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