トップバードクレイの部屋製作記録カワセミ(その2) >1.習作、作図、カット


カワセミの製作記録を紹介しています。
道具や材料、詳細な作り方については「バードカービングの作り方」を参照してください。

 製作背景

 このところ挑戦しているスタイロフォームを使ったバードカービングが思った以上に良い出来で、
 製作時間も短く済むので以前挑戦して、あまり上手くいかなかったカワセミをリベンジしてみます。
 
 実は先日デザインフェスタの申込みを試しにしてみた所、なぜか抽選に通ったという背景もあります。
 結構な応募数だったらしいく、抽選通らないだろうとタカをくくっていたのですが、通ったからには
 がんばって出展作品を作りたいと思います。直ぐに怠ける自分にとって、目標があることは良いこと
 だと思います。
 
 しかし、今現在出展できそうな作品は先日完成したオオルリ2羽だけで、11月までにそれなりの数を
 揃えるのはかなり困難そうです。なので、最悪キャンセルするかもしれません。出展できそうな場合
 近くなったら告知します。
 
 個人的には派手鳥は苦手(色塗るの面倒)なので、カワセミも苦手な鳥なのですが、出展するとなると
 人気がある鳥の方がいいと思います。その意味ではカワセミは鉄板鳥です。(どちらかと言うと、
 リベンジの方が大事なのですが・・・)
 
 製作目標は、スタイロフォームを使った技術の固定化、翼の表現方法確定、短時間製作、って言った
 所です。まあ、気楽に作ってみようと思います。
 
 習作

 前回はそれなりに難しいポーズにしたのですが、今回は割合普通のポーズにします。
 ただし、完成後に台が無くても置けるポーズにします。
 
 で、平らな所に止まっているカワセミの写真をネットで検索してみたのですが、いや〜無い。
 カワセミって基本、木の枝に止まる鳥なんですね。その方が写真写りがいいだけかもしれませんが、
 土の穴で営巣している鳥なので、地べたに止まっているカワセミの写真があってもよさそうなもの
 ですが・・・。
 
 結果、下の写真のようなポーズになりました。まあ普通のポーズですが、一応首は少し横向きで、
 なおかつ、少し上を向いています。正面向き(図鑑ポーズ)の方が簡単に作れるのですが、この辺
 はこだわってみました。
 
 足の高さと尾の角度が微妙な関係なので、一応その辺も考慮して作っています。それにしても、
 ブッポウソウ目あなどれないです。なかなか良い形にならなくて、結局4時間半もかかりました。
 いかにカワセミの形を理解していなかったのか分かります。これでは前の作品失敗する訳です。
 やっぱり習作は大事です。習作が上手くできないようでは、本番も確実に失敗します。
 

 習作

 習作からトレースしてスタイロフォームをカットします。幅は55mmとしています。
 手持ちのスタイロの大きさの関係でクチバシが入らなかったです。どちらにしても、クチバシの
 表現はスタイロでは無理なので、カットしてしまいました。変わりにチュペロ材でクチバシ部品
 をカットしました。2羽分カットしています。
 

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