トップバードクレイの部屋バードカービングの作り方 >1-1.製作スタイルと今回の作品


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バードカービングは、製作方法によっていくつかの種類があります。
それぞれ必要な技術や特徴が違うので、どのタイプで作るか決める必要があります。

今回の作品は「金をかけずに作る」というコンセプトの元、以下の仕様で作ります。
なお、バードクレイや他の仕様での製作方法については「製作記録」を参照してください。

 ■ 製作タイプ : リアルタイプ
 ■ 使用木材  : スギ材(廃材の再利用です。)
 ■ 目の材料  : アクリル板(ガラスアイは使いません。自作します。)
 ■ 絵具    : アクリル絵具

 バードカービングの種類
 ナチュラルタイプ

 メイン削りの後、ツヤだし塗料で仕上げたものです。
 木目を活かした自然な風合いに仕上がります。
 基本的に削りだけなので、短い期間で仕上げることができます。
 
 注意点として、木目が綺麗な材料を使う必要があり、このような
 材料は高価で、堅い場合が多いです。
 
 表面加工が大事で、ヤスリがけに手間がかかります。
 また、色を付けないので形もしっかりだす必要があります。
 
 一見すると簡単そうですが、確かな技術がないと、
 チャチな作品になりがちです。

 写真はないです・・  スリックタイプ
  
 メイン削りの後、色を塗って仕上げたものです。
 色塗りまで行うので鳥の特徴を表現しやすいです。
 目にガラスアイやアクリルアイを使わない場合と、
 足を作らずに棒で作る場合があります。
 
 細かい羽の表現を行わないので、
 短い期間で仕上げることができます。
 
 羽を削りこんでいないので、色塗りが難しいですが、
 上手く塗れれば、リアルタイプに負けない良い作品に
 仕上がります。

 リアルタイプ

 細かい羽まで表現して仕上げる作品です。
 上手に仕上げると本物と見間違えるほどの作品になります。
 
 細かい羽まで表現するので、製作期間は長くなります。

 手間はかかりますが、細かい所まで作り込んでいるので、
 形が多少悪くても良く出来ているように見えます。
 また、羽を削りだしているほうが色塗りは楽になります。

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