写真1 横からの写真
写真2 上からの写真
写真3 卵を温めるボウ
写真4 卵を温めるボウ
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前回、ボウの様子がおかしいと報告しましたが、
ついに、無精卵を産んでしまいました。
大型猛禽類が無精卵を産むことは、ほとんどないと聞いていたので、
安心していたのですが・・・。
ボウも、女の子なので、排卵があるのは自然なことであり、
それ自体は、健康な証拠でもあります。
ただ、卵を産むというのはエネルギーのかかる行為であり、
体に負担をかけ、寿命を短くしてしまいます。
なので、飼い鳥は卵を産ませないようにするのが基本です。
まあ、産んでしまったものはしょうがないので、
来年もこんなことが、起きないように、状況報告をしておきます。
■産んだ日
1つ目 : 3月15日 朝(8:00頃)
2つ目 : 3月18日 夜間(時間不明)
今のところ、2つ産みました。
1つ目から2つ目までの間隔が、思ったよりあいてます。
ワシミミズクは、通常1〜4程度の卵を産むそうです。
時期は、3月中旬〜5月頃らしいです。
時期も数も問題なさそうです。
■産んだ場所
部屋の隅で、産卵していました。
本当は、もっと暗い穴のよう所で産みたかったのだと思います。
■卵について
縦 : 約55mm(写真1)
横 : 約45mm(写真2)
色 : 白
重さ: 約50g
ニワトリの卵、Mサイズをもう少し球形にしたような感じです。
写真1の右側が最初に産んだ卵です。少し血がついてます。
前日の糞にわずかに、血が混じっていたので、気づくべきでした。
■ボウの行動
本来は、写真3、4のように、1カ月位抱卵するはずですが、
最初にちょこっと抱卵してからは、ほとんど抱卵していないです。
無精卵だからいいですが、有精卵だったら致命的です。
卵を産んだ後も、盛んに誘ってきますが、徹底的に無視してます。
といっても、人を見るたびに相変わらず「ホッホー」鳴きます。
まだ、産む気があるのかもしれません。
現在は、石粉粘土で作った偽卵を置いていますが、
卵自体にあまり興味が無いようです。
■その他
ボウは2007年5月生まれです。
なので、ワシミミズクの性成熟は、3年目の春かららしいです。
参考までに、来春の方針をまとめておきます。
多分、以下のような対応をしていれば、卵は産まないと思います。
・ 1月からは、挨拶しない。
・ 1月からは、頭、背中、胸は触らない。
・ 適度なストレスを与える。(散歩)
・ 巣材になりそうなものはなくす。
・ 暗くて、狭い場所はなくす。(ふさぐ)
現在は、落ち着いていますが、なかなか困った子です。
まあ、そこが、かわいいのですが・・。
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