トップ > バードクレイの部屋 > 製作記録 > ルリビタキ >19.練習削り(羽枝出しまで)
第1段階:羽出し(ウロコ状態) | ||
以下の事を注意して、鉛筆(2B)で羽の下書きをし、ダイヤやピンクストーンで羽を削り出します。 ・羽の大きさが均一にならないこと ・羽の向きが合っていること(鳥の知識が必要) ・あまり深く削らないこと お腹の羽は、羽の塊を削り出すことでも良いのですが、ペイントの時、陰影を出すのに迷うかもしれない ので、1枚1枚の感覚で出しています。 |
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第2段階:羽出し(羽割れ) | ||
第一段階のままだと、ウロコになってしまうので羽枝の向きを意識してギザギザに削ります。 嘴の先端が、どこかに当たって少し凹んだので、ストローで保護しています。 |
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第3段階:羽出し(段差調整) | ||
ギザギザを入れることで、大分羽らしくなりますが、このままだと厚さがありすぎるので、段差を削りま す。腹の方は、かなり段差がなくなるように削っていますが、頭や背はそれなりに残しています。 頭は、ちょっと残し過ぎなような気もしますが、頭があんまりノペっとしているのが、個人的にあんまり 好きでないので…。この辺の段差は、好みもありますし、最終的に塗ってみないと分からないので、何と も難しいです…。 |
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第4段階:羽枝出し(テクスチャリング) | ||
翼、尾羽をバーニングし、柔らかい羽をホワイトストーンでテクスチャリングします。 |
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第5段階:羽枝出し(バーニング) | ||
一般的には、ここまで行えば羽枝出しは完了なのですが、拡大鏡で確認すると結構ガタガタだったので、 テクスチャリングの溝に沿って追加でバーニングしています。翼の裏側もキチンと表現したかったのです が、どうにも上手くできなかったので、今回は諦めました。 今回の削りではピンクストーンを結構使ったのですが、悩ましいのが長時間削っていると削れなくなって くることです。削れなくなってきたら、ダイヤモンドヤスリで表面を削って復活させていたのですが、ど うも新品のような削れ具合にはならないです。 んで、今回80番の木工用紙ヤスリで磨いてみました。そしたら結構良い感じに復活しました。鉄鋼ヤスリ でも磨いてみたのですが、こちらはチョット削れ過ぎるようでした。石系ビットを磨く時は、案外紙ヤス リが良いのかもしれません。 ここまでに68時間かかりました。柔らかい羽の羽出し、テクスチャリング、バーニングで、約30時間かか っている計算です。羽出しは時間がかかりますが、無心になって削ったり焼いたりするので、結構好きな 工程です。ただ、長時間ハンドピースを握るので、手首が痛くなります…。 順調に行けば2週間後には原型が完成すると思います。最近レジンキャストしていないので、久しぶりに 挑戦しようと思っています。ただ、翼の所の形状が、かなり難しそうなので、失敗する可能性大です。 それと、夏のワンフェスの参加申込みしました。前回が惨敗で、現在制作中のルリビタキ(ジョウビタキ) も自信がないので、申込みしようか悩みましたが、売上げ云々より、色々な作品を見て刺激されたいので、 申込みすることにしました。 ただ、7回連続でディーラー参加しているので、そろそろ落選するような気もします。ワンフェスは2000 以上のブース出展があるようですが、全国から応募してくるので、結構狭き門なような気がします。 今まで落選してこなかったが不思議です…。結果発表は3/26なので、結果はその頃にアップします。 |
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