トップ研究室&資料室資料室 >Manual of Ornithology


 資料紹介

 【基本情報】
  タイトル :Manual of Ornithology
  著者   :Noble S. Proctor、 Patrick J. Lynch
  出版社  :?
  定価   :4000円位
  仕様   :白黒/340ページ/A4
  ISBN   :ISBN 0-300-07619-3
  出版日  :1998/10/11
  
 【内容・レビュー】
  アメリカの洋書です。イェール大学の鳥類形態学の教科書らしいです。
  鳥の外見から骨格、筋肉、内臓、生理機能にいたるまで、鳥の体について解説してあります。
  洋書なので英語なんですが、イラストが豊富なので、英語が駄目な人(自分)でも使えます。
  日本語版がでないかと思っているのですが、内容がマニア過ぎて難しいんでしょうかね。
  
  バードカービングを行う方には、鳥の構造を勉強するのに良いです。
  骨格については、他の本でも結構書いてあるのですが、筋肉についてはあまり書いている本が
  無いので良いと思います。猛禽関係については、内臓関係の記述があるので良いと思います。
  但し英語です。
  
  ついでに、この本を紹介していたサイトを紹介しておきます。
  「解剖団」というサイトでして、その中の「書架」にあります。
  Amazonにリンクされているので、そこから購入可能です。
  このページには、鳥類の骨格標本の写真がいくつか載っていますので参考になります。
  また、リンクからいける3D骨格(英語)が面白いです。
  
  それにしても、鳥類の構造とかの本や情報は、海外の方が断然に充実していますね。
  この辺の情報発信は日本は凄く遅れているような気がします。
  というか、みんな興味ないのかな・・・。

  野鳥の写真図鑑は日本の方が、写真が綺麗で良いような気がしますが、
  絵の野鳥図鑑はアメリカやヨーロッパの図鑑が良いような気がします。
  アジア系の野鳥図鑑は写真だと大体写りが悪くて駄目で、絵だと何か派手派手だったりします。
  味があるって言えば味があるんですが、図鑑としては微妙です。
  
  いずれにしても、鳥の勉強をするのであれば、ある程度海外のサイトを閲覧したり、
  洋書を読めるようになった方がいいです。
  鳥用語限定ならば多少自分も英語で大丈夫だったりします。

inserted by FC2 system