トップ雑記帳「デザインフェスタVol.39」参加特設ページ雑記など出品作品改修


 今週末は準備に終始しました・・・

 デザフェスまで残り1週間を切りました。今週末は値札やら展示用台の製作やらで、まっとうな製作はでき
 ませんでした。値札など当日の朝でもいいのではないかと思わないこともないのですが、シミュレートして
 みると、見てくれとか、レイアウトとか、いくらでも気になります。レイアウトとか考えるのは楽しい作業
 なのですが、予想以上に時間がかかってしまいました。本当は、少し何か作ろうと思ったいたのですが、
 今からでは間に合いそうもないので、出品作品を少し改修しました。
 
 木製羽根ブローチの改修


 今回出品する木製羽根ブローチです。
 先週、コツコツと削って、少し数を増やしました。
 削ったのはいいのですが、このままだとツヤが足りないです。
 また、目止めもしてないです。
 


 いつもは、ラッカーを使って、ツヤ出し&目止めを行っているのですが、
 今回は始めて「荏油」(えあぶら)を使ってみました。(近所のホームセ
 ンターで衝動買い)
 
 これはエゴマの油を原料にした、伝統的で環境に優しい溶剤です。
 くわしくはここを参照してください。
 


 で、使い勝手です。布(ウエス)を使って塗ったのですが、実に良い感じ
 です。左は塗る前と後の比較写真です。木目が綺麗に出てきて、ツヤも
 あります。ラッカーのようなシンナー臭さはなく、食用油の様な匂いで、
 シンナーが苦手な人にはとても良いです。
 
 左の写真は塗った直後なので、かなりテカっていますが、乾くと落着き
 ます。エゴの様な白い木よりも、カツラの様な茶色の木の方が効果があ
 ります。(白木もツヤはでますが、色目は変わらないです)
 
 弱点は乾燥に時間がかかることです。最低2日はかかるみたいです。
 乾く前に触ると、油で手がツルツルになります。接着などの作業は、
 必ず塗る前に終わらせておく必要があります。
 
 天然素材の油と聞くと、なぜか磨く気になります。ラッカー仕上げだと
 磨く気にならないですが、今回は磨く程味が出てくるような気がします。
 今回の様な木目を生かした作品には、大変良いと溶剤だと思います。
 
 シマエナガの台改修


 シマエナガの台がどうも寂しかったので、葉っぱを追加してみました。
 まあ、百均で買ったビニール製の造花なんですが、良い感じに賑やか
 になりました。
 
 取り付け方法は簡単で、画鋲(ピン)で止めているだけです。コルクを
 台にしているので、こんな芸当も簡単にできます。木だったら、穴あけ
 やら、結構大変だったと思います。今は5月なので緑の葉が良いですが、
 秋になったら紅葉に換装してみると面白いかもしれません。
 
 アフワシボールペン改修


 アフワシボールペンの取っ手を大きく改修しました。前は皮で作って
 いたのですが、羽柄部分が短く、太さも細すぎて、どうも使い勝手が
 よくなかったです。
 
 今回はこれらの問題を解決するために、コルクを削って取っ手を作って
 みました。見た目のスマートさは無くなりましたが、使い勝手は大幅に
 向上しました。取っ手が長くなった分、左利き用、右利き用をあまり意
 識しなくても使えるようになったのが大きいです。(左利き用だけ売れ
 残る…)
 
 コルク製なので、持った感じも温もりを感じさせてくれます。今回は時
 間がなかったので、あまりデザインは凝れなかったのですが、デザイン
 を良くする余地は大きくあるので、今後開発していこうと思います。
 

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