トップ雑記帳 >2014/04/28 ボウの羽根が本に載りました



 ボウの羽が「環境を考えるBOOKE道具から始まるお話」(ISBN978-4-8403-0544-0)という
 本に、小さくですが載りました。
 
 この本は、小学生6年生向けに書かれている本で、環境関係でシリーズ物になっています。
 今回は、道具がテーマと言うことで、フクロウの羽が500系新幹線のパンタグラフの消音装置
 に役に立っているとの事で載りました。
 
 500系新幹線と言えば、JR西日本の銀色のヤツです。車内がチョット狭いですが、シートが
 柔らくて好きだったのを記憶しています。(指定券取る時、700系より500系を優先してました)
 まあ、この辺の話は本の内容と関係ないのですが・・・。
 
 本の内容は、道具全般について書かれています。道具は手足の延長であったり、科学技術と
 道具は切っても切れない関係であったりと、なかなか興味深い内容です。と同時に、最近の
 小学生はこんな難しい本も読むんか?と驚きました。
 
 自分の場合、普段から趣味で生物、化学、物理、天文などの本を読んでいるので、違和感な
 かったのですが、そういう本を読まない、普通の?大人には案外難しい内容かもしれません。
 最近は道具を大事にしない大人も多いので、道具の有難味を実感するためにも大人が読んでも
 良い本かもしれません。
 
 それにしても、最近の道具や機械は中身がどうなっているのか、分からない物が多いです。
 一応、今のところソフトウェア関係の仕事をやっていますが、プログラムの構造やら、どんな
 思想で動いているのかサッパリ分からんです。それでも、がんばって調べていくと、メーカー
 側の勝手な都合で作られていたりと、かなり理不尽な世界です。まあ、コンピュータやプログ
 ラムは人間が作った物なので、人間の思惑と言うか、使い勝手よりも金儲けと言うか・・・
 なんとも、泥臭い背景があるようです。このまま変な方向に進化しないことを願うばかりです。
 
 その点、自然科学はそういった、人間本位の理不尽さは無いので、そこが魅力だったりします。
 まあ、量子論とか結構ムチャしますが、それはそれで面白いです。
 
 自分は結構SFが好きで、もし現代人が過去にタイムスリップしたら、文明にどう影響するか
 など、どうしようもない妄想をする事があります。まあ、普通の人であれば、歴史改変は多少
 できても、文明を一気に促進させるのは難しいと思います。
 
 例えば電力は現代文明で必須エネルギーですが、これを何も無いところから作るのは、かなり
 難しいです。電流の流れる金属の生成やら、磁石の生成を、鉱石を掘るところから考えると、
 分からない事ばかりだと思います。
 
 そんな、良く分からない物に囲まれて現代人の生活は成り立っている訳ですが、現代の生活は、
 奇跡的なんだな〜、ありがたいことなんだな〜、と思います。なので、道具や、それを作ったり
 管理している人には、感謝しましょう!
 
 
 
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