トップ雑記帳 >2012/10/21 バードカービングコンクール&国立科学博物館報告



 10月は展示会が多い・・・

 今週も報告関係です。ホトトギス、オオルリの製作を進めたいところですが、10月はとにかく
 展示会が多いです!製作は後でもできますが、展示会は今しかないので、展示会を優先させる事
 にします。
 
 今週末は土曜に立川の展示会、日曜に上野のコンクールに行って来ました。
 上野に行ったついでに国立科学博物館にも寄ってきました。
 
 「全日本バードカービングコンクール2012」のレポート

 昨年まで我孫子で開催していた「全日本バードカービングコンクール」が、今年から東京都美術館
 で開催になりました。以下、主観的な感想です。
 
 【展示スペースについて】
  我孫子の場合、狭くてゆっくり見れなかったのですが、今年はスペースが大きいだけあって
  ゆっくり見れました。
 
 【作品数について】
  我孫子の時とあまり変わっていないように思います。むしろスペースが大きくなったせいか、
  減ったようにも見えます。マスタークラスのエントリーが少なかったように思います。
  エントリーしていない自分が言うのも何ですが、折角広くなったので、いい作品をもっと
  多く見たいように思います。バードカービングをやっている若い人が少ないように思うので、
  将来がやや不安です。(JBCAの会員数推移と年齢構成ってどうなっているんだろうか?)
 
 【物品販売について】
  我孫子の場合は、ビットなどの物品販売があったのですが、今回は物品販売無しです。
  結構楽しみにしていたので残念です。なお、会員の継続手続きについては不明です。
 
 【作品傾向について】
  今回からテーマを付けなければならないみたいですが、付いていたり付いてなかったりでした。
  大型作品は出品が無かったように思います。作品のほとんどは日本の鳥でした。
 
 【審査について】
  初日の午後に行ったのですが、15時位には審査完了しているようでした。審査結果については、
  エントリーしていない自分は、とやかく言えないです。今回からエントリー者が投票できる
  みたいなので、最終日に行くと変わっているかもしれません。
 
 【写真撮影について】
  今回から禁止になっています。まあ、ゆっくり見れます。
 
 【来場者について】
  初日のせいか、関係者が多かったように見えます。我孫子の時はエライ混んでいるイメージが
  あったのですが、今回はそんな感じではなかったです。今回の会場は地下3階(一番遠い所)で
  フラッと立ち寄る場所ではなかったように思います。自分も少し迷いました・・・。
  ただ、地下2階から丸見えで、そこでやっていた展示会から多少人が流れているように見えました。
  我孫子の場合、来場者は鳥や鳥見関係に興味を持つ人が多かったと思いますが、今回の場合、
  美術や工芸に興味がある人が多くなると思います。始めて見た人の感想が気になるところです。
  (そういえば、感想を書く所な無かった・・・。)
 
 てな感じです。今回エントリーしなかったのですが、しなくて正解だったように思います。
 皆さん上手だったので、まずリボンは無理だったと思います。このままだと来年もエントリー
 しないように思います。(自信無いのと、エントリーが面倒)
 
 話は変わりますが、地下2階でやっていた「猫とドラゴン展」が面白かったです。(無料です)
 特にフィギュアが良かったです(立体好きなだけです)。カービングは木を削って鳥を表現しますが、
 石粉粘土やスカルピーで作ったドラゴンや猫が大変良く出来ていました。こちらは客層も若く、
 この年代の人達がバードカービングに少しでも興味を持ってもらえたら、カービングも変わるかも
 しれないと思いました。個人的には、材料や技法にこだわりがないですが、難しいですかね・・・?
 
 写真も無い長文でしたが、以上です。
 
 「国立科学博物館」のレポート

 上野と言ったら上野動物園が有名ですが、自分の場合「科博」こと「国立科学博物館」の方が
 愛着あります。子供の頃はよく行きました。今回約20年ぶりに「科博」に行って来ました。
 
 ちょうど「鳥類の多様性」という企画展をやっていたので、それがメインターゲットです。
 あいにくこちらの企画展は写真撮影禁止なので写真なしですが、カンムリツクシカモなど、
 めったに見れない鳥の剥製や骨格標本を見る事ができます。色々勉強になりました。
 
 以下、常設展の写真です。館内はフラッシュや三脚を使わなければ写真撮影OKです。
 ただ、暗いところの撮影だったので、全部ピンボケです。
 

 外に展示されているD51型蒸気機関車です。
 有名どころの機関車なので、一枚写真と撮っておきました。
 個人的にはC62が好きなんですが・・・。

 乗物関係と言うことで、零式艦上戦闘機21型の着艦フックです。
 やっぱり艦上戦闘機と言ったら、着艦フックでしょう。
 局地戦闘機には無い装備です。
 大きすぎて、全体が撮れなかっただけなんですがね・・・。

 ホオジロ科の剥製です。
 「ホオジロ科とは・・・地味な所を攻めるな」と思いますが、
 海外のホオジロ科は派手です。
 派手でも地味でも、ホオジロ科はカッコ良くて好きです。
 

 皇帝ペンギンの胸のアップとフリッパーです。
 ペンギンはいつかは作ってみたい鳥ですが、羽がよく分からないです。
 今回、よ〜く観察して、何となく分かりました。
 
 「鳥類の多様性」には皇帝ペンギンのヒナの剥製もありました。
 最初、縫いぐるみかと思いました。(皇帝ペンギンのヒナ可愛すぎ!)
 

 お魚いっぱいです。
 魚類はそれ程興味がある訳ではないのですが、
 数の多さと、派手さに思わず一枚撮りました。
 
 

 恐竜の骨です。
 組み上がっていない、この状態がたまらなく良いです。
 骨関係と言うことで、鳥の骨と恐竜の骨との比較をあれこれ書きたく
 なりますが、今回はやめておきます。
 

 こちらは組みあがった恐竜の骨です。真ん中の軸を中心にして回転します。
 見学している人は恐竜の丸焼きと言っていましたが、恐竜の全身骨格を
 真上や真下から見れるのは画期的な事のように思います。
 
 

 哺乳類の皆さんです。結構怖かったです。
 近くに鳥の剥製も一杯あったのですが、暗くて撮影できませんでした。
 
 
 

 恒星の分類図です。赤色超巨星のベテルギウスさんは相変わらずデカイです。
 よく見る図ですが、大きな図&模型で見ると実感があっていいです。
 暗くて写真は撮れなかったのですが、「霧箱」で観測する宇宙線は見ていて
 飽きなかったです。
 

 以上「科博」レポートでした。なお、写真意外にも色々な展示があります。
 最近リニューアルしたので、昔と大分展示方法が変わっていました。
 昔は「干し首」とかの展示もあって、それが好きだったりしたもんですが、今は子供さんが楽しめる
 展示をメインにしている感じです。なので、当然子供さんが多かったです。(しかも日曜だし・・・)
 ゆっくり見たい場合は平日の方が良いように思います。今回は残念ながらゆっくり見れなかったです。
 
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