トップ雑記帳 >2008/11/22 四国旅行に行って来ました



 
2008年11月22日〜24日にかけて、四国方面に旅行に行ってきました。
以下はその記録です。(ほとんど、個人的なメモです・・・)


2008年11月22日(晴れ)

東京〜姫路移動
 すごく混んでいました。指定席を取っていたので座れましたが、
 自由席から人があふれていました。今度指定席を予約するとき
 は、自由席の隣である4号車は避けようと思います。

姫路城
 2回目の姫路城ですが、やはりいいですね。
 なんといっても、建物が豊富にのこっているのがいいです。
 いろんな城に行きましたが、建物としては一番いいと思います。

 前に行ったときはそれほど混んでいなかったのですが、
 世界遺産になったせいか、混んでいました。
 外国人も多くいました。

 姫路駅から姫路城までは歩いていきましたが、
 徒歩15分もみておけば十分です。
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姫路〜尾道移動
 レールスターは混んでいて座れませんでした。
 3連休の新幹線は基本的に予約が必要なようです。
 福山〜尾道間の在来線は空いていました。
 3連休とはいへ、在来線は大丈夫なようです。

尾道
 尾道も2回目です。前回は戦艦大和の映画セットがあり、
 そこそこ混んでいましたが、今回はそれほどでもありませんでした。
 大和の対空砲の上にイソヒヨドリがとまっていたのが、
 印象的でしたが、今回はイソヒヨさんに会えませんでした・・

 町並みのほうは、相変わらず立体的で、狭い路地が入り組んでいて、
 何かでてきそうな雰囲気でした。
 それと、あいもかわらず、猫が多かったです。
 
 なぜか、尾道市役所にコマイヌがあったり、
 神社のコマイヌがシャチホコになっていたりと、
 面白い町です。(坂が多くて疲れますが・・・)

 名物の尾道ラーメンはサッパリ系の味でした。
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尾道〜今治移動
 フェリーで移動しました。丁度、瀬戸内海の夕日にあたり、
 きれいでいした。

 ただ、フェリーの利用客は少なく、
 最近は航路も減っていることもあり、
 将来が心配です。

 しまなみ海道をバスで渡る手段もありますが、
 やはり、海なので、船という交通手段を使いたいものです。

 途中、因島の土生港で乗換えたのですが、因島公園の夜景
 はきれいとのことなので、機会があったら行ってみたいです。

今治(宿)
 ホテルポートサイト今治という、ビジネスホテルに泊まりました。
 ビジネスホテルにはしては珍しく、風呂トイレが別になっており、
 ゆっくり風呂に入れました。また、部屋も掃除が行き届いており、
 匂いもなくよかったです。

 夕飯は宿の人の紹介で、近くの割烹料理屋へ。
 鯛めしがうまかったです。
 また、鯛の味噌汁もうまかったです。

 今治はヤキトリが有名なそうですが、東京のヤキトリと違い、
 甘いタレで、鉄板焼きにするそうです。
 今回は食べませんでしたが、
 機会があれば挑戦してみようと思います。

今治城
 夕食の帰りに今治城によりました。
 史実に基づいていない天守閣でしたが、
 ライトアップされていてきれいでした。

 博物館城や鉄筋コンクリ城は、あまり好きではないのですが、
 これは、概観はきれいなので、これでありなのかも・・・

 海にちかいだけあって、堀は広いですが、石垣が低く、
 平べったい城のイメージが残りました。


2008年11月23日(晴れ)

今治〜白滝移動
 松山までは特急で移動し、松山からは各駅停車で移動しました。
 特急は自由席でしたが、問題なく座れました。
 ただ、この地方の特徴として、ディーゼル特急でした。
 
 松山からの各駅停車は1両編成で、やたら混んでいました。
 ほとんど地元の人のようで、にぎやかな車内でした。
 海沿いを走る路線なので、海はかなりきれいに見えます。
 また、電化されていない路線なので、遮るものがなく、
 快適でした。

 ちなみに、みなさん目的は同じようで、伊予白滝でほとんどの
 人が降りました。普段は静かなローカル線なのでしょうか?

白滝(るり姫祭り)
 11月23日は年に一回の「るり姫祭り」の日です。10時過ぎに
 ついたのですが、丁度、稚児行列が出発するところでした。
 
 鮮やかな衣装をまとった子供の行列です。みなさん盛んに
 シャッターをきっていました。

 「るり姫祭り」は戦国時代、落城した城から落ち延びた、るり
 姫様が、滝つぼに身を投げたという伝説に基づいた祭りです。 
 滝つぼから花神輿を投げいれるのが、祭りのハイライトです。

 それで、稚児行列がどういうルートをとるのか分からなかった
 のですが、みなさん地元のようですし、カメラマンの人たちに
 ついていくことにしました。

 すると、山のほうに入っていき、見事な滝がいくつも現れました。
 正直、滝自体はそれほど期待していなかったのですが、紅葉と
 滝のコントラストがいかにも日本的な風景をかもしだしています。
 
 途中、餅つきとかやっていたので(なぜか木臼ではなく石臼で
 ついていました)、愛媛名物ジャコ天を買い、食べながら階段
 をどんどん登っていきました。
 
 次々滝が現れ、見事な渓谷美です。今回は一番奥の滝まで行って
 みたのですが、かなりきわどい道もあり、なかなかスリルもあり
 ました。

 祭りにもどって、るり姫様供養のためにお経をあげ、ハイライト
 の花神輿投げを見物しました。神輿が落ちる途中、岩に当たり、
 ドスドスと鈍い音をたてていました・・実際、人が飛び込んでも
 同じような音がするだろうと思うと、るり姫様の最後は壮絶だった
 ことが想像できます。・・・合唱

 祭りが終わって、出発地に戻ると、子供たちが先に戻っていました。
 なれない着物なので、そうそうに着替えていたのが印象に残りました。
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大洲(大洲城)
 伊予白滝から電車で10分位で移動し、大洲に到着。
 普通の観光コースならば、内子に行くところだが、今回はあえて大洲
 にいきました。目的は「新築の城」です。

 大洲城までの道中で昼食にしたのですが、ここの鮎雑炊が美味しかった
 です。大洲は内陸なので、鮎などの川魚を大事にしているようです。
 また、夏には鵜飼もあるそうです。

 昼食後、大洲城に到着、流石に新築の天守(2004年)だけあって、まだ
 わずかに、ヒノキの香りが残っていました。また、国産材でよくこれだ
 けのものを作ったと関心しました。現代の大工もなかなか馬鹿に出来な
 いものです。

 現存天守は日本に12箇所ありますが、本格的な木造新築天守はここに
 しかありません。当然ながら、現存天守も新築だったころがあり、昔の
 殿様も、このようなヒノキの香りを楽しんでいたのかもしれません。

 大洲城天守の最上階から眺める大洲の町並みは、昔の面影が残っていて
 落ち着きました。また、城の下を流れている川にはカワセミやチドリが
 いたのが印象的でした。

 このあと、大洲の町並みを見に行く予定だったのですが、時間切れでい
 けなかったのがやや心残りです。
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今治
 大洲〜今治までは特急で移動しました。流石に疲れたので車内では熟睡
 しました。今治駅から宿の間で夕食と思っていたのですが、なかなか店
 が見つからず、結局ホカ弁でした。とはいへ、ひさびさの牛肉は美味か
 ったです。

2008年11月24日(雨時々曇り)

本島
 最終日は、あいにくの雨でした。今治から丸亀までは、特急で移動
 し、丸亀から本島まではフェリーで移動です。天気が悪かったので
 あまり瀬戸大橋が見えなかったのですが、天気がよければいい眺め
 だったと思います。

 本島に着いて、笠島地区までは徒歩です。天気が悪かったので、
 結構大変でした。途中立派な建物があり、何かの博物館かなと
 思ったのですが、天理教の教会でした。
 
 笠島地区自体は、大変静かな町並みで風情があり、また、確かに
 古い町並みでした。一般的にこういった町並みとかは、観光地化
 されて、結構賑やかなものなのですが、ここは本当に静かでした。

 ただ、規模は小さく、やや時間が余ってしまいました。
 それと、なぜか猫がいっぱいしました。
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丸亀城
 本島から丸亀に戻り、今度は丸亀城に向かいました。丸亀城は
 日本で一番高い石垣を誇る平城であり、確かに立派な石垣が
 めぐらされていました。
 
 また、小さいながら、丸亀城の天守は現存天守です。これで、
 現存天守は全国12箇所中、7箇所に行ったことになります。
 いずれ、残り5箇所もまわってみたいものです。

 天気は悪かったですが、紅葉がきれいでした。
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丸亀〜東京
 丸亀で時間が余ってしまい、早い電車で帰ることを考えたの
 ですが、指定席はどれも満席で、結局予定通りの電車で帰っ
 てきました。

 行き同様、帰りも満席で、自由席から人が溢れていました。
 やはり、連休の新幹線は指定を取らないといけないですね。

 3日目の天気が悪かったですが、特にトラブルもなく、いい
 旅行ができたと思います。
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