トップ猛禽の部屋飼育記録 >2016/12/29 ボウ・・・産みやがった・・・



 ボウ・・・産みやがった・・・

 ボウ(アフリカワシミミズク)が、久しぶりに卵を産んでしまいました!
 3週間位前から、いつもと様子が違っていたので警戒していたんのですが、久々にやってくれました・・・。
 
 今の所、2個生んだのですが、1個目が12月24日、2個目が28日に産みました。
 今まで、2個以上は生んだことはないので、多分これで打ち止めかと思います。
 現在は、まだ少し変ですが、大分落ち着いたようです。
 
 卵を産んで、しばらくは抱卵していましたが、10時間位で放棄してました。
 前に生んだ時は1時間程度しか抱卵しなかったので、少しはマシと言えばマシになりました。
 
 ボウの産卵は、今回が3回目です。1回目が2010年3月、2回目が2011年4月です。
 前回の産卵から約5年経っていて、春にもなっていないので油断してました。
 まさか、このタイミングで産むとは・・・。
 
 下の1枚目の写真はボウの卵です。白くて小さいのがボウの卵です。
 比較のため、鶏の卵(色付き)と並べてみました。
 ボウの卵の重さは46gでした、鶏の卵は62gです。
 サンプルが少ないので、これが標準的な値なのかは不明です。
 
 2枚目、3枚目の写真は抱卵中のボウです。
 本当は、こういった巣っぽい状態にしてはいけないのですが、目を離すと直ぐにこの状態にしてしまいます。
 また、いざ産卵となると、こういった状態にしてやらないと可愛そうなのもあります。
 抱卵中のボウに、チハヤ(セイカーハヤブサ)が、何度かチョッカイを出していました。
 いつも、そんなに反撃しないボウですが、今回はマジで飛び蹴りをかましてました。
 
 それにしても、5年間産んでいなかったのに、なぜ今年は産んだのか謎です。
 多分、去年までと違って、飼い主がいつも近くにいたためだと思います。
 最近は、やたらと誘っていましたから・・・。
 
 他に考えられる原因としては、チハヤの相手が大変で、あまり構ってやれなかったせいかもしれません。
 散歩に連れ出して、もう少しストレスを与えたほうが良かったかもしれません。
 もしかしたら、恋敵のチハヤが来て、生存本能的に産卵したのかもしれません。
 
 ひとまず、今は落ちいてきましたが、これから春になるので、まだまだ油断できないです。
 構って欲しいと誘ってくるボウを無視するのは心苦しいのですが、しばらくは辛抱です・・・。
 



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