ボウ(アフリカワシミミズク)やチハヤ(セイカーハヤブサ)が窓際に止まっていると、野鳥が
目ざとく見つけて騒ぐことがあります。普段は子育て中に殺気立っている時が多いのですが、今
年は今頃になって騒いでいます。特にヒヨドリが煩いです・・・。
基本的にはヒヨやスズメなど、小鳥系の鳥が多いのですが、たまに上空をトビが飛んでいる事が
あります。トビなどの猛禽類が飛来すると、ボウは伏せて上空警戒モードに入ります。1枚目の
写真は警戒モードが半分解除された状態で、まだ少し伏せています。
2枚目はカメラに気づいて変な顔をしているボウです。3枚目はチハヤが飛んできて少しビビッ
て細くなっているボウです。ちなみにチハヤも他の猛禽類には敏感です。ボウの場合は伏せたり、
隠れたりして、とにかく動かずやり過ごす感じですが、チハヤの場合は、直ぐに飛んで逃げよう
とします。なので猛禽類が飛来すると、チハヤは騒がしいです。この辺フクロウ類とハヤブサ類
で反応が違います。
フクロウ類は、あまり早く飛べず、飛んでも逃げ切れそうもないので基本的に身を隠すようです。
まして明るい昼間では全然勝負にならないと思います。ハヤブサ類は、他の猛禽類より早く飛べ
る自信があるため直ぐに飛ぼうとするのだと思います。
据えまわし(散歩)に連れて行った時、ボウは危険が迫っても静かにしていますが、チハヤは直ぐ
に、ベイト(騒ぐ)して飛ぼうとします。ボウも据えまわし中に飛ぼうとする事はありますが、ボ
ウの場合は、ほとんどが身を隠せる場所、静かな場所に止まろうとして飛ぶ感じです。
同じ猛禽類ですが、ライフスタイルによって行動が全然違います。猛禽飼いとしては、その辺を
比較するのも楽しいです。ちなみに、最後の写真3枚は、チハヤの羽繕いです。作業中に隣でや
っている事が多いのですが、いつも本当に気持ち良さそうにやります。モフモフです・・・。
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