トップ猛禽の部屋飼育記録 >2014/07/13 2014年夏 ボウ爪切り



 ツメ切り前

 ボウのクチバシ&ツメがかなり伸びてきたので、久しぶりに
 切る事にしました。久しぶりと言っても、前に切ったのが何
 時だったか思い出せません。前にもツメ切り関係の記事を載
 せたのですが、今回は純粋に記録目的です。自分向けの記録
 なので、詰らない記事だと思います・・・。
 
 左の写真はツメ&クチバシを切る前の写真です。特にクチバ
 シが伸びていて、最近はやたらと新聞を引きちぎります。餌
 も食べ難そうにしています。クチバシをよ〜く観察すると、
 先端部分がチョット折れそうな感じもします。
 
 ツメ切り後

 いつも通り、ボウをタオルでグルグル巻きにして、身動きで
 きないようしてからニッパでツメを切りました。ツメを切る
 時は目隠しもして、飼い主に対するマイナスイメージを植え付
 けないように注意します。
 
 問題はクチバシを切る時です。場所が場所だけに目隠しはでき
 ず、マイナスイメージを与えてしまっている可能性があります。
 まあ、とにかくニッパで切って、グラインダーで整えてやるの
 は前と変わりません。ちなみに、ルビーで形を整えて、グリー
 ンで磨いています。といっても、ボウも逃げようとして動くの
 であまり綺麗に削れていないです。
 
 今回はツメ切りの時に深爪をして、少し流血しました。まあ、
 こちらも結構流血したので、御相子です。心配していたマイナ
 スイメージも、人前で羽繕してまくりだったので大丈夫そうで
 す。(羽繕は無防備状態なので、警戒しているとしないです)
 
 筋肉足りない?

 ツメ切りの時についでに、健康診断もします。まずは口の中を
 見て、感染症の有無を確認します。口の中にデキモノや腫れが
 ないかチェックします。次に足の裏を見て、腫れたりしていな
 かチェックします。(バンブルフットチェック)
 
 肛門辺りの羽もチェックし、下痢などしていないか確認します。
 他にも翼の羽や翼の先端とかもチェックします。最後に、筋肉
 の付き具合をチェックします。胸の正中線(左の写真で白い線)
 の所が竜骨突起のラインなので、そこについている筋肉量を触
 って確かめます。正中線の所は羽が生えていませんが、普段は
 両脇からの羽で分からなくなっています。なお、竜骨突起は飛
 ぶため筋肉がつく骨で、飛行には多くの筋肉が必要で、鳥は竜
 骨突起も発達しています。ちなみに、ニワトリなど飛べない鳥
 はあまり発達していません。
 
 んで、触診の結果ですが、筋肉量はそこそこのようでした。
 食べている割には体を動かさないので、あまり筋肉がついてい
 ないのかもしれません。飼われているフクロウは、うちみたい
 放し飼いでもそれ程飛ばないので、多分こんなものだと思いま
 す。(運動量が多い、タカやハヤブサとは基準が違います。)
 
 ちなみに、もし竜骨突起が飛び出ているようでしたら、異常に
 痩せている状態なので良くないです。(骨に対して十分に筋肉
 がついていないことを意味します)十分に餌をやっているつも
 りでも、ちゃんと消化されていないとか、何らかの病気の可能
 性、または単純に餌の量が少ない場合があります。肌の色も観
 察して、綺麗なピンクになっているか、ガサガサになっていな
 いかなどもチェックします。貧血症状やビタミン不足などの基
 準になります。
 
 とまあ、何だかんだで色々書きましたが、次回のツメ切りは、
 淡白な記事になると思います。多分11月か12月になると思い
 ます。
 
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