トップ猛禽の部屋飼育記録 >2010/03/21 産んじゃいました!



写真1 横からの写真
写真2 上からの写真
写真3 卵を温めるボウ
写真4 卵を温めるボウ
 前回、ボウの様子がおかしいと報告しましたが、
 ついに、無精卵を産んでしまいました。
 
 大型猛禽類が無精卵を産むことは、ほとんどないと聞いていたので、
 安心していたのですが・・・。
 
 ボウも、女の子なので、排卵があるのは自然なことであり、
 それ自体は、健康な証拠でもあります。
 
 ただ、卵を産むというのはエネルギーのかかる行為であり、
 体に負担をかけ、寿命を短くしてしまいます。
 なので、飼い鳥は卵を産ませないようにするのが基本です。
 
 まあ、産んでしまったものはしょうがないので、
 来年もこんなことが、起きないように、状況報告をしておきます。
  
 ■産んだ日

  1つ目 : 3月15日 朝(8:00頃)
  2つ目 : 3月18日 夜間(時間不明)

  今のところ、2つ産みました。
  1つ目から2つ目までの間隔が、思ったよりあいてます。
  
  ワシミミズクは、通常1〜4程度の卵を産むそうです。
  時期は、3月中旬〜5月頃らしいです。
  時期も数も問題なさそうです。

 ■産んだ場所

  部屋の隅で、産卵していました。
  本当は、もっと暗い穴のよう所で産みたかったのだと思います。

 ■卵について
 
  縦 : 約55mm(写真1)
  横 : 約45mm(写真2)
  色 : 白
  重さ: 約50g
  
  ニワトリの卵、Mサイズをもう少し球形にしたような感じです。
  写真1の右側が最初に産んだ卵です。少し血がついてます。
  前日の糞にわずかに、血が混じっていたので、気づくべきでした。

 ■ボウの行動

  本来は、写真3、4のように、1カ月位抱卵するはずですが、
  最初にちょこっと抱卵してからは、ほとんど抱卵していないです。
  無精卵だからいいですが、有精卵だったら致命的です。

  卵を産んだ後も、盛んに誘ってきますが、徹底的に無視してます。
  といっても、人を見るたびに相変わらず「ホッホー」鳴きます。
  まだ、産む気があるのかもしれません。

  現在は、石粉粘土で作った偽卵を置いていますが、
  卵自体にあまり興味が無いようです。

 ■その他

  ボウは2007年5月生まれです。
  なので、ワシミミズクの性成熟は、3年目の春かららしいです。

  参考までに、来春の方針をまとめておきます。
  多分、以下のような対応をしていれば、卵は産まないと思います。

   ・ 1月からは、挨拶しない。
   ・ 1月からは、頭、背中、胸は触らない。
   ・ 適度なストレスを与える。(散歩)
   ・ 巣材になりそうなものはなくす。
   ・ 暗くて、狭い場所はなくす。(ふさぐ)

  現在は、落ち着いていますが、なかなか困った子です。
  まあ、そこが、かわいいのですが・・。
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