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 デウォルト糸鋸盤の紹介レポート

 来年2月のワンフェスの出展が決まったのですが、エンジンが全然かかっていないです。余裕かまして
 いると後で後悔することになるのは分かっているのですが、困ったものです…。
 
 製作は進んでいないのですが、どちらにしても、あまり大きいものは作らない予定です。置く場所無い
 し、重い物作ると展示会とかに持っていくの大変なんで。んで、前々から欲しいと思っていた、電動糸
 鋸盤をついに導入しました。
 
 バンドソーは既に持っていて、特に問題なく使えているのですが、細かい物をカットする時、指も一緒
 にカットしそうで、どうにも怖いです。細かい曲線カットも難しいですし、何より、バンドソーは動作
 音がデカイいのが苦手です。特に、ブレードが破断した時の爆発音なんか心臓が止まるかと思います。
 
 普段それ程厚い材をカットすることもないですし、ビビらず手軽にカットできる機械が欲しいと思って
 いました。と言うことで、お金はないですが、電動糸鋸盤の導入を決めました。
 
 導入にあたり、優先したことは「静かであること」「それなりに厚い材もカットできること」です。
 上記条件で、色々調べてみたのですが、バネ式の電動糸鋸盤は騒音と振動が激しいようだったのでNG。
 値段が安いのは、厚い材がカットできないみたいなのでNGとしました。
 
 んで、値段は高かったですが外国製の電動糸鋸盤「デウォルト DW788 糸鋸盤」にしました。アマゾン
 約10万円位しました。国産でないので、不安だったのですが、こちらの機械はカム式で静かである事
 と、カタログスペック上は5センチまでカットできるとの理由で決めました。安い糸鋸盤だと1万円台
 からありますが、一応仕事で使うし、どちらにしてもデカイもので、場所も取るので、高くても良い物
 と言う思いもありました。
 
 アマゾンで注文して、1週間位で届いたのですが、確かにデカイです。取説は英語版のみで、最初不安
 だったのですが、取説をほとんど見なくても(どちらにしても読めない)30分位で開梱から組立てま
 で出来ました。テーブルを乗っけて、ネジを1本ドライバーで止めるだけなので直ぐです。
 
 組立てまでは早かったのですが、取説(超薄っぺらい)には鋸歯の取付け方法が書いていなかったです。
 組み上がったのに、何か黒いネジ(後で鋸歯固定ネジと判明)が2つ余るし、どうしたものかと少し途
 方に暮れましたが、何とか使える状態にしました。以下、鋸歯の取付け方法をまとめたレポートです。
 

 組立て後の写真です。今回は専用台付のセットをケチって買わなかった
 のですが、予算があれば、買った方が良いかもです。
 多分安定すると思います。
 
 まあ、無くても振動が大した事無いので大丈夫ですが…。
 必要そうなら自作しようと思います。
 
 それと、設置に関して、コンセントの口が3個口タイプになっています。
 2個口に変換するアダプターを予め用意しておいた方が良いです。
 電源は100Vでも問題なく動作します。
 

 主要部分の名称です。写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
 

 糸鋸歯の交換は、糸鋸歯固定ネジを緩めて写真の様にアームを上げます。
 
 
 

 テーブル下側に写真の様に歯をセットし、固定ネジを締めます。
 この時、鋸歯の向きに注意します。バンドソーと同じ向きです。
 
 写真の向きにセットしないと、カット時に、歯が引っかかって
 材料が浮き上がって暴れます。必ず、歯が下に動く時に切れる
 ようにセットします。
 
 糸鋸歯は2本付属されていました。国産の糸鋸歯でも使えます。
 写真の歯は別に購入した外国製の歯です。バンドソー同様、機
 械の性能が良くても歯の切れ味が悪いと駄目なので、歯はなる
 べく良いのを使った方が良いと思います。詳しくはここを参照
 してください。歯もここから買いました。
 

 アームを下げて、上側の固定ネジを締めます。写真は締める前です。
 

 トラッキングレバーでトラッキングを調整します。
 

 速度調整ダイヤルで速度を設定します。
 ひとまず、一番遅い状態にしておくのが無難です。
 起動ボタンで起動するので、速度調整ダイヤルをまわして、丁度良い
 速度に調整します。

 以上が歯の取付けから起動までの手順です。実際に使ってみると、確かに静かです。例えるのならば、
 ミシンの音と同じ位だと思います。速度調整もできるので、怖さはほとんど無いです。
 
 まだ本格的に使ってはいないのですが、試しに厚さ約6センチのエゴ材をカットしてみたのですが、
 問題なくカットできました。あまり使い込んでいないのですが、以下バンドソーとの比較です。
 
 【良い点】
  ・動作音が静かで怖くない。
  ・バンドソーのブレードが破断した時の爆発音を心配しないですむ。
  ・速度調整ができる。
  ・ブレード(歯)の値段が安いので、多少折っても良い。(バンドソーのブレードは結構高い。)
  ・細かな曲線カットができる。
  ・切断面が綺麗。
  ・くり抜きカットができる。
 
 【悪い点】
  ・バンドソーと違い、歯が上下に動くので、バタバタする。(押さえつける必要がある。)
  ・切断に時間がかかる。
  ・厚い材はカットできない。(最大6センチまで。カタログ上は5センチまで。)
  ・硬い材はカットできないと思う。
  ・直線カットは難しい。
 
 どちらも、良い点、悪い点があります。1点物の細かい物をカットするのであれば糸鋸盤の方が良い
 と思います。大きい物や、大量にカットするのであればバンドソーの方が良いと思います。まぁ、バ
 ンドソーの方が用途は広いと思います。少々怖いですが…。
 
 自分の場合、とにかく大きな音が苦手なので糸鋸盤の方が合っているかもしれません。また、今後は
 小さい物をメインに作ろうと思っているので、糸鋸盤の方が合っているかもしれません。まぁ、ボチ
 ボチと色々試していけたらと思います…。
 
 おまけ

 最近、涼しくなってきたのは良いのですが、チハヤ(セーカーハヤブサ)
 が、リビングの窓際に設置した止まり木に、一日中止まっています。夜
 なんか結構寒いような気もするのですが、全然気にならないみたいです。
 夏場はエアコンの効いている作業部屋に入り浸りだったのですが…。
 少し寂しく思います…。
 
 変わりにボウ(アフリカワシミミズク)が作業部屋に来る事が増えまし
 た。リビングにチハヤが居るので避難してきているみたいです。チハヤ
 と違って、基本的動かないので良いのですが、たまに飛ぶと色々破壊す
 るのが悩ましいです。
 
 チハヤはちゃんと目的地を見て飛んでいるっぽいのですが、ボウは視覚
 に頼るよりも、記憶や感覚で飛んでいるっぽいので、目的地の配置が変
 わると激突したりします。
 
 ボウがいつも止まっている丸太にチハヤが止まってると、チハヤの事が
 よく見えていないのか、チハヤの上にそのまま止まろうとします。んで、
 喧嘩になります。
 

 
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