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ボウの羽を額装 | |
うちのボウ(アフリカワシミミズク)の風切羽を額装にしてみました。と言っても立派な額は自作すると 凄く手間ですし、オーダメイドで注文すると高いですし…。そういう訳で簡易的な額を自作する事にし ました。 目標製作数は30個程度ですが、手間と金をかけずに、見栄えの良い物を作るのは結構難しい課題です。 はじめは、レジンで量産する事も考えましたが、思ったより面倒っぽいのと、重くなるのと、落とした ら一発で壊れそうなので却下。木で作ることも考えましたが、これは手間がかかりすぎるので却下。 で、最終的にボール紙で作る事にしました。これなら、加工しやすいですし、手間も比較的かからず、 重量も軽く押さえられます。 今回の製作は一応試作ですが、恐らくほぼ完成形になると思います。文鳥やジョウビタキなど製作中 の作品があって、先週は会社の仕事が忙しくて3徹したりと(おかげで今週は頭が痛くて文鳥の色塗り ができなかったです)、製作時間や体力に問題があるので、30個までは作れないかもしれませんが、 少なくても数個はデザフェスに出展する予定です。GWでどの位時間取れるか次第です。 |
製作手順 | |
左の様に設計しました。まあ簡単に言うと箱です。 実際は色々試作していて、この大きさで決定するまでにかなり 苦労しています。 |
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大量生産を考慮して、型紙を作ります。 一応、A3サイズに納まるようにしています。 |
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型紙を厚さ0.8mmの黄ボール紙に転写し、切り抜きます。 穴の箇所はポンチ(5mm)であけています。 加工しやすくて、安くて丈夫な紙を色々探してみたのですが、 黄ボール紙が一番手頃だったので採用しました。 |
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裏側にはアクリル板(2mm厚、300mm×150mm)を両面テープで貼 り付けます。黄ボール紙はA3サイズを無料で断裁までしてくれ る所に注文し、アクリル板も直線カット2本までは無料で行って くれる所に注文したので、かなり工数を削減できました。 |
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羽の取り付けには、グルーガンを使っています。ボンドだと時間 がかかるのですが、グルーガンだと作業が早くてすみます。 |
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コルクを10mm×15mm×30mm程度に切り出して、直径1mmの真鍮線 を写真のようにグルーガンで止めます。 |
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羽側に1mmの穴をあけ、写真のようにグルーガンで固定します。 内装材に白紙を付けています。この紙は接着していないので、 後から変更可能です。 |
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裏面から画鋲でコルクを固定します。画鋲で止めているだけ なので、内装材同様に後から位置変更できるようにしています。 箱部分については、ハトメで組み立てています。 また、ハトメ部分に紐を通しておきます。 紙を使っている関係上、長い部分が歪み易いです。 歪み対策に輪ゴムで止めています。 |
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ひとまず完成です。ボウの羽をリサイクル品のボール紙とアクリル板 で作った額に飾っただけですが、それなりにオシャレなインテリアに なりました。ただ、どうもフレーム部分が、いかにもボール紙って感 じで気になります。 |
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フレーム部分を、アクリル薄液で薄めたバーントアンバーで軽く塗っ てみました。色にムラが少しでてしまいましたが、重厚感がアップし ました。なかなか良い感じです。 額の材料費は1000円以下に抑える事ができましたが、製作時間は2時 間以上も掛かってしまいました。この辺は慣れれば多少短縮できそ うですが、手間の事を考えるとそれなりのお値段に(多分2500円〜 3500円)になりそうです。まあ、額をオーダメイドで作ってもらった ら、この倍以上の値段になると思いますが…。売れるだろうか? ボウの餌代位になってくれれば良いのですが…。 |