トップバードクレイの部屋製作記録(番外編) >ヤスリビット自作


 暑いです

 東京は相変わらず暑いです!現在製作中のルリビさんは、カット&
 ある程度の削りまでは行ったのですが、暑いので中々進まないです。
 なので、今週はビットの自作について紹介します。
 
 この暑い中でも、ボウは果敢に日光浴をします。滅茶苦茶暑そうに
 日光浴していますが、換羽真っ盛りなので本能的に日光を求めてい
 るのかもしれません。フクロウ類は、それ程日光浴は気にしなくて
 良いと言われていますが、ボウの行動を見る限り、個体によっては
 フクロウ類も盛んに日光浴をするみたいです。(多分、種類と個体
 によって違うのだと思います。)
 
 ただ、暑いのは変わらないようで、日光浴の後は盛んに水を飲みま
 す。んで、左の写真の様に日陰で休んでいます。
 
 ヤスリビットの自作

 自分は良くヤスリビットを使うのですが、このビットの軸棒(マンド
 レール)は、なかなか売っていないです。なので自作する事にしまし
 た。
 
 まずは写真の様に、爪楊枝の先端(尖っている方)をハサミやニッパな
 どで切ります。
 

 尖っていなかった方に、両面テープを巻きます。
 有る程度太さが欲しいので、数回巻きます。
 また、両面テープはなるべく強力な物を使った方が良いです。
 
 爪楊枝の軸径は多分2mmだと思います。このままでもグラインダに
 装着できると思いますが、気になる場合はセロテープを巻いて
 軸径を調整すると良いです。

 紙ヤスリを巻きつけ、根元をマスキングテープでしっかり止めます。
 この時、ヤスリを巻きつける方向に注意します。グラインダの回転
 方向と逆に巻くと、ヤスリが引っかってしまって、使い物にならな
 くなります。
 
 使い方は普通のビットと同じですが、必ず低速回転で使います。
 また、削れなくなってきたらヤスリを少し剥がして新しい面を出し
 ます。
 
 爪楊枝製なので、基本的に使い捨てですが、簡単に作れる割には、
 大変便利で重宝します。ちなみに自分の場合、120番、180番、240番
 のビットを良く使います。
 
 折れました!改修しました!(2014/08/28追加!)

 爪楊枝で作ったヤスリビットを調子にのって使っていたら、根元
 から折れました!ハンドピース側に爪楊枝が残ってしまい、取り
 出すのに苦労しました!
 
 ちなみに、取り出し方法は、針で爪楊枝を刺して引き抜きました。
 結構青くなりました・・・。直径が2mmなので比較的簡単に取れ
 ましたが、そうでない場合は結構厄介だったかもしれません。

 低速回転で押し付けなければ、爪楊枝でも問題ないのですが、どうも
 不安なので、今度は使い古しのピンクストーンを使う事にします。
 このピンクストーン、大分削れなくなってしまい、捨てようと思って
 いたものです。
 

 爪楊枝同様に、しっかり両面テープを巻きます。
 

 同じく、爪楊枝同様にヤスリを巻いて、根元はマスキングテープで。
 しっかり固定します。これで完成です。
 
 使用感は爪楊枝より安定していて、太さもあるので、断然使い勝手が
 良くなっています。実験的にかなり高速で回してみたのですが、それ
 でも安定していました。(最高速度にも耐えました!)
 
 使い古しのビットがない場合は、2mmの真鍮棒などでも代用可能と思わ
 れます。今回は180番を巻いたのですが、これだけ安定していれば、
 もっと荒い番数(80番位)を巻いても使えるかもしれません。
 
 今回は、ちゃんと検証せずに載せてしまい申し訳ございませんでした。
 今後、新技術はちゃんと検証してから載せるようにします。
 
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