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 ボウの羽ブローチ
 製作背景

 いや〜相変わらず暑いです。どうも製作意欲が沸かないです。
 そんな時は小物作りで気を紛らわそうと、久しぶりに羽ブローチを作ってみようと思います。
 ただ、単純に羽ブローチを作っても面白くないので、今回はボウの背中の羽を作ってみます。
 羽柄と羽弁の間にモサモサの羽枝があるので、こいつが今回の表現ポイントです。
 それと、色塗りが面倒なので、オイル仕上げにしてみます。
 
 カット&ターゲット

 ひとまず、カットアウトです。材料はチュペロの木っ端を使っています。
 一応2つカットしましたが、今回ターゲットにしたのは右側の羽です。
 綿羽部分が思った以上に厚みがあったので、3cmの暑さでカットしています。
 
 荒削り

 写真の様に荒削りします。風切羽のように形がしっかりしている羽でないので、
 結構適当です。裏面を削る前に羽の割れを表現してみました。
 バーニングで切込んで、彫刻刀で彫っています。切込みのような、シャープな
 表現は彫刻刀の方が表現し易いように思います。机に置いて作業する事を考えて
 彫刻刀の作業は裏面が平らの内に作業した方が良いように思います。
 
 綿羽出し

 グラインダーで適当に綿羽部分を表現します。
 ルビーカッターを使っています。
 合わせて裏面を削っています。
 これで羽の割れがしっかりでます。
 
 羽軸出し

 羽軸を出します。
 シンプルなブローチが良いのであれば、
 この状態で仕上げると良いと思います。
 
 テクスチャリング

 綿羽部分をテクスチャリングします。
 始めて作るタイプの羽なので、一応テクスチャリングしておきます。
 久しぶりにテクスチャリングした・・・。
 
 バーニング

 バーニングします。
 結局テクスチャリングした所もバーニングしました。
 
 
 オイル塗り

 ボウの脚皮を作る時に使う、皮製品用のオイルを塗ってみました。
 
 
 
 完成写真


 完成写真です。
 色塗りが無かったにも関わらず4時間以上もかかりました。(疲れた)
 結局、モフモフ感はあまり出せなかったのですが、それなりに立体的になりました。
 色を塗らずに、木の雰囲気を残したのも良かったです。
 いつものラッカー仕上げと違って、オイル仕上げはツヤを押さえた、温かみのある風合いになります。
 ただ、水分にはラッカー程強くないと思われます。
 ちなみに、皮用オイルなので野球のグローブのような臭いがします。
 シンナーの臭いよりか、よっぽどマシですが・・・。(あの臭い苦手)
 まあ、それなりに気分転換になりました。
 にしても、早く涼しくならんものかな・・・。
 
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