トップバードクレイの部屋製作記録(番外編)センノキスズメ >4.仕上げ


スズメの製作記録を紹介しています。
道具や材料、詳細な作り方については「バードカービングの作り方」を参照してください。

 センノキスズメ 仕上げ
 脚出し第一段階

 いきなり細かく脚を出すと失敗する可能性があるので、
 まずは、大まかに出します。
 
 ちなみに、かなり内股です。
 うちのアキ(チョゲンボウ)が、こんな感じなので、
 内股にしました。このポーズの方が可愛いと思います。
 
 脚出し第二段階

 指を一本一本出しています。
 丁度いい大きさのタイフーンカッターが無かったので、
 彫刻刀も使っています。
 
 削っている最中に、割れを発見しました。
 どうやら木材を乾燥刺せる時に入ったみたいです。
 
 
 脚丸め・ヤスリがけ

 指を一本一本丸めます。
 本来ならば、もっと細くしたいところですが、
 割れがあったので、今回は太めにしています。
 
 上の写真はヤスリをかける前です。
 下はヤスリがけ後です。80→120→240→400→1000の順でかけています。
 本当はもっと磨いたほうがいいのですが、面倒なので、ここまでとします。
 
 目入れ

 4.5mm程度のアクリルアイ(自作)を入れます。
 今回は、ウッドパテを使用しています。
 
 完成写真1

 砂浴びをイメージして、茶色のフェルトの上に乗せてみました。
 
 今回の目標は気晴らしなのでいいのですが、お世辞にも上手くいったとは
 言えなさそうです。以下、反省点など。
 
 ・頭が長すぎた。
   →今度はもっと意識して削ろう!
 ・首の傾げをもっとつけるつもりだったが、ダメだった。
   →頭の幅を出す時に失敗した?
 ・肩幅が少々に気になる。
   →途中で修正したが、どうも腑に落ちない。
 ・クチバシ、目の幅が気になる。
   →習作との誤差はないので、もっと真面目に習作を作ろう!
   →子スズメならば、口角がもっと見えるはず。
 ・目の位置が気になる。
   →右目が少し後ろ過ぎたか?
 ・目が目立ち過ぎる。
   →目は木を削った方が良かったかもしれない。
 ・脚が気になる。
   →材料の問題とはいえ、向きや方向も良くない。
 ・表面加工が気になる。
   →今回はラッカー等で仕上げていないが、大丈夫か?
   →色が白すぎるような気がする。
 
 良かった点
 
 ・首傾げの削り方が何となく分かった。
 ・何とか大きな失敗なく仕上げることができた。
 ・台がないので、鳥に集中できる。
 
 まあ、こんな感じです。
 今回のように、ナチュラルフィニッシュの場合、修正がきかないので、
 削りは慎重になりました。今度も表情豊かな鳥を作れたらと思います。
 
 
 
 
 完成写真2

 試しにフェルトを緑にしてみました。
 結構、感じが変わって見えます。
 
 
 
 

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