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 パテを使わずに目玉入れ
 実験背景

 夏は、まともな作業が出来そうもないので、過去にカットアウトして、放置していた在庫を
 処分することにしました。
 
 その中で、カワセミの半立体(エゴ材)をナチュラルフィニッシュで仕上げる事にしたのでしが、
 ナチュラルフィニュッシュの場合、色を塗らないのでパテとか使いたくないです。
 
 しかし、目入れには、目の形状やガラスアイの大きさから、いつもパテを使っています。
 そんなこんなで、今回は、パテを使わずに目を作ることを目標にします。
 
 基本的な、目玉の作り方は「ここ」を参照してください。
 
 目玉の製作

 ガラスアイではどうにもならないので、アクリル板から目玉を削り出します。
 写真のように、いつもより薄めに目玉を削ります。また、目玉は真円ではなく、
 楕円にして削ります。網膜の穴は、いつもより大きめにしておきます。
 表面のカーブが緩く、レンズ状にならないためです。
 
 目入れ

 目玉が完成したら、目玉の形状に合わせて、本体側の目を少し削ります。
 本体側の目穴は、真ん中を少し凹ませておきます。
 こうしておくと、接着剤が凹に溜まって、はみ出てこないです。
 
 

 目を入れる直前です。
 本体側の目穴は角を落としておきます。
 
 
 

 目を入れたところです。
 パテを使わずに、エポキシボンドで接着しています。
 パテが見えないので、目の周りが自然な感じで仕上がりました。
 
 

 正面から見たところです。それなりの出来です。
 ここまで、一気に書いてきましたが、ここまで来るのに4つ程失敗しています。
 完成をイメージしつつ、目を楕円に削るのが難しいです。
 
 

 今回、一緒に作った作品群です。
 まだまだ、在庫があります・・・。
 
 
 
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