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シタデルカラー実験 | |
実験背景 | |
最近、またどうも仕事が忙しくなってきました。 その上、夏ばてか何だか分からないですが、どうも体調がイマイチです。 んな訳で、今週も本格的な製作はできなかったです。(8月はダメかも・・) 気晴らしに簡単な物を作ろうと思って、以前から気になっていたシタデルカラーを試してみました。 カラー自体は大分前に購入していたのですが、今まで使う機会がなかった代物です。 シタデルカラーとは「ゲームズワークショップ」というイタリア?の会社から販売している、 ミニチュアフィギュア用のカラーで、この手の業界では有名なようです。 色々調べてみると、値段は高いですが、使い勝手は凄く良い塗料らしい事が分かりました。 とは言え、実際に使ってみないと分からんので、実験です。 実験の前に、筆塗りの技法について勉強になるファイルが「ゲームズワークショップ」HP内に ありました。3章のペイントは、かなり勉強になるので一読をお勧めします。 にしても、この文章センス・・・。結構好きです。 【リンク】 ・ゲームズワークショップHP ・シタデルミニチュア ペイント大全 ※よく変更するらしく、リンク切れている可能性あります。 ※切れていた場合は、根気よくネットで探してみてください。 |
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実験前に | |
こいつがシタデルカラーのセットです。 ひとまず、一番安くてお得なやつを、 新宿のイエローサブマリンで買ってきました。 他にもアニメショップなど扱っている店はあるようです。 ネットで探せば簡単に見つかると思います。 |
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塗料なので、こんな感じのプラスチックビンに入っています。 臭いはほとんどないです。 グンゼやタミヤの水性塗料より臭わないです。 少し塗ってみた感じでは、伸びも良く、隠ぺい力もありそうです。 ただ、ビンがチョット特殊な形をしているので慣れるのに少しかかりそうです。 |
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カケスの羽ブローチで試作 | |
カケスの羽ブローチで試作してみました。 いつもは、ラッカーの後、ジェッソで下塗りしますが、 今回はラッカーの後、直接シタデルカラーを塗ってみました。 白(SKULL WHITE)と黒(CHAOS BLACK)で下塗りしてみました。 この業界では黒で下塗りが一般的なようです。 白は2回塗り、黒は1回塗りです。 黒は流石に隠ぺい力が高いので1回で十分なようです。 塗り方は、普通のアクリル絵具と同じです。 筆も水で洗います。乾燥時間もアクリル絵具と同じ感じです。 ついでに、黒地に白を塗ってみたサンプルを作ってみました(右)。 水で薄めて一回塗りですが、まあいい感じだと思います。 それにしても、この色のネーミングセンス・・・。 ファンタジーっぽくて、結構好きかもです・・・。 |
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黒地パターンの塗っている最中の写真です。 どうも感覚がわからず、苦労しました。 多分、不必要に厚塗りをしたような気がします。 |
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完成写真です。 左が黒地パターンで、右が白地パターンです。 青は、基本的にENCHANTED BLUE単色ですが、 この色に白を足したりして調整しています。 また、白地パターンの黒部分には青に赤(BLOOD RED)を足した 色も使っています。 ツヤ出しは、マッドメディウムで全体のツヤを整えて、 羽柄部分だけポリウレタンバーニッシュを塗っています。 写真はどちらもピンボケ気味ですが、黒地パターンの方が 色に深みがあるように見えます。 黒地パターンが主流なのも、何となく頷けます。 ただ、黒地パターンは慣れていないので修行が必要そうです。 白地パターンもそれ程悪い出来ではないです。 どちらもカケスの羽ブローチとしては、 今までで一番良く塗れたと思います。 伸びも、隠ぺい力も高いので、使い勝手がいいように思います。 重ね塗りしても、あまりバーニングがつぶれないですみました。 ここまでの使用感覚はとても良いと思います。 ただ、手持ちの色数が少ないので本格的に使うには、 もう少し色数を増やした方がいいかもしれません。 |
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今回の色塗りでは「文盛堂」のハイセーブル面想筆を使っています。 この筆、1本200円程度と安いですが、なかなか使い勝手がいいです。 今回、上手く塗れたのはこの筆の影響も大きいかもしれません。 |