トップバードクレイの部屋製作記録(番外編)柔らかい素材でお遊び >カネライトフォームで文鳥(その1)足製作


 製作背景

 スズメフクロウの時は指が曲がらずに、安定感があまり良くなかったので、今回は指を曲げ
 られるようにしたいと思います。また、フショも表現したいと思います。
 
 材料について色々考えたのですが、始めは銅線に造花用のテープを巻いて作る方法を考えま
 した。少し作ってみたのですが、どうも造花用テープが安定しなくて、この案はボツにしま
 した。次に造花用テープをテーピング用テープにしてみたのですが、これもテープの安定感
 に問題があり、ボツにしています。
 
 で、ひとまず行き着いた方法がビニールに覆われている針金を使う方法です。
 
 製作過程

 まず、100円ショップで購入したビニールに覆われた針金をカット
 します。
 

 爪の分のカバーを切り取ります。
 
 

 爪を曲げて削りだします。
 爪部分は叩いて潰していますが、このときカバーを傷つけないよう
 に、カバーを引っ張って位置をずらしてから叩いています。
 
 

 フショ側のカバーを切り取り、写真のように曲げます。
 フショは2mmの真鍮パイプで作ろうと思うので、パイプに差込む針金
 部分を細く削り込みます。
 

 真鍮パイプを写真のように切り取ります。胴体側はボールジョイント
 で結合させる予定です。ボールジョイントはプラモ屋などで入手可能
 だと思います。
 

 写真のようにハンダ付けします。カバーが熱で溶けないように、予め
 爪先のほうに引っ張っておきます。
 
 

 真鍮パイプを叩いて潰します。
 
 

 ボールジョイントも一部潰して、写真のように組み立てます。
 
 

 フショ部分にグリーンスタッフを薄く盛ります。
 足のパーツは、一応これで完成です。
 

 本体には写真のように差込みます。
 
 
 ここまでの完成写真

 どうもフショがオーバースケールのような気がしますが、安定感は申し分ないです。
 指は自由に曲げることが出来、様々な所に止めることが可能です。これは本体が超軽量な事も影響して
 います。本体が重たかったら、これほど安定しなかったように思います。
 
 指の肉球や、鱗が無い事や、フショが太い事や、足首が曲がらない事など、色々問題がありますが、
 そんなに足ばかり見ることもないと思うので、使い勝手の方を優先させました。まずは、こんな所だと
 思います。次回は完成の予定です。
 

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