トップバードクレイの部屋製作記録(番外編)柔らかい素材でお遊び >コルクでスズメフクロウ(その2)足で失敗


 製作背景

 先日作ったスズメフクロウはどうも形が気にいらなかったので、もう一体作る事にします。
 前回の作品を会社に持っていった所、一羽欲しいとの依頼があったのもあります。
 今回の製作目標です。
 
 @首を伸ばさない。
 Aフクロウらしいモフモフ感を出す。
 B目も自作してみる。
 C足も試しに作ってみる。
 
 重要度は@⇒Cです。特に前回は首周りが気に入らなかったので、そこが第一優先です。
 その他は、前回の作品から進化していればひとまずOKです。
 また、前回は短時間で作りましたが、今回は時間制限は無しです。
 
 製作過程

 基本的な製作手順は前回と同じです。カットアウト図も基本的に前回
 と同じですが、幅を90mmでカットしています。削り順も前回と同じで
 尾⇒翼⇒下尾筒⇒腹の順で削っています。
 
 前回はその後、胸と頭の分けをキチンと行わずに惰性で削ってしまい
 頭と胴体が離れてしまいました。なので今回は写真のようにキッチリ
 頭ろ胴体を分けました。
 
 その後の削りは前回とそれ程変わらないのですが、意識していないと
 胸を削りすぎてしまいそうになります。
 

 クチバシはコルクで表現しきれないので、別パーツで作ります。
 なので、写真のように削ってしまいます。この方法は普通にフクロウ
 を作る時にも使えそうな気がします。
 
 前回は単純な円形だった目は、今回はフクロウらしく目蓋も表現して
 ました、その分穴も小さくなるので、ガラスアイをそのまま使うのは
 難しくなります。額の加工も前回から変えています。前回は、額だけ
 が大きく飛び出していたのですが、この辺をもっと自然な感じに修正
 しています。
 

 クチバシパーツです。ジェルトンの木っ端から作っています。
 基本的に形状は前回と同じですが、やや大きくしています。
 
 手前は目用に削りだしたアクリルパーツです。直径10mmのアクリル棒
 から削り出しています。単純な円形ではなく、目の穴に合わせた楕円
 にしています。
 

 足のパーツです。こちらもジェルトンの木っ端から作っています。
 爪は銅線を削り出して作っています。本体との結合用に画鋲のように
 尖らしたシンチュウ線を天辺に付けています。
 
 本体はコルクで出来ているので画鋲を刺す要領で足パーツを結合する
 事ができます。また足パーツの交換や向き変えも可能になります。
 
 本体側は足パーツを刺す部分を少し削っておきます。
 

 クチバシパーツと足パーツの色が少し白すぎたので、ヤシャブシを
 塗って色合いを整えます。
 
 
 

 ヤシャブシを塗ったせいか、足パーツがポキポキ折れまくってしまい
 ました。最初は接着剤で止めようかと思ったのですが、一箇所接着し
 たら別の場所が折れるといった状態で収拾がつかなくなってしまいま
 した。実はここまで来る前に足パーツを一つ破損しており、いや〜な
 予感がしていたのですが、予感的中です。ジェルトンでこういった
 細かいパーツを作るのは無理そうです。
 
 戦意喪失と時間切れのため今週はここまでとします。

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