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ミニウサギの製作記録を紹介しています。
道具や材料、詳細な作り方については「バードカービングの作り方」を参照してください。

 ミニウサギ メイン削り
 2010/04/25 メイン削り

 正面図と側面図を元に、エゴノキをカットアウトします。
 その後、正面図に中心線を引き、それに合わせて中心線を引きます。
 トースカンやレーザーレベラーがあると便利なんですが、持っていないので、
 写真のようにカンチュアゲージを応用して引いてます。

 今回は上から攻めることにします。
 中心線がとれたら、頭の輪郭を下書きします。
 
 まず、写真のように上面図の中心線上のA点から、B点をとります。
 次に、中心線上にC点をとり、B点とC点を結びます。
 直線が引きにくいときは、カンチュアゲージを当て作業するといいです。
 
 頭の中心線がとれたら、上面図から鼻、頬、耳などの幅をとり、
 頭の輪郭を下書きします。
 
 と、結構簡単に書いていますが、下書きはかなり苦労しました・・
 ただ、ここがファーストアタックになるので、しっかりやっておいた
 ほうがいいです。

 頭の輪郭を削ったところです。
 削る方向は、垂直にカットするつもりで行います。
 エゴンキが結構硬くて、苦労しました。

 頭の輪郭がでたらば、頭の中心線から目の幅をとり、下書きします。
 

 目の幅をとったら、頭全体を削っていきます。
 本来は、もう一段階角削りをやったほうがよさそうなのですが、
 うまくいかなかったので、強引に丸削りまでやっています。
 
 削ってみると、箱ウサギみたいで、おもしろいです。

 頭がでたら、胴体です。
 写真はありませんが、下面図から、胴体の輪郭をとり、
 前足を角削りでけずりだし、丸めるという手順で作っています。
 
 習作と並べてみると、大体習作と同じ形になりました。
 前回のシジュウカラのときは、大分ずれたので、まあ今回は前よりマシです。
 ただ、ちょっと口と目は失敗しました。
 また、習作がいい加減だった、足があまりよくできていないです。
 
 とはいへ、習作との比較であれば50点位でしょうか。
 普段鳥ばかり削っているので、慣れない物を削ると刺激&勉強になります。
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