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チョウゲンボウの製作記録を紹介しています。
道具や材料、詳細な作り方については「バードカービングの作り方」を参照してください。

 作図途中報告

 1/2チョウゲンボウ♂骨格図の作図で苦戦しています。
 前回の更新から2週間経ちましたが、あまり進んでいないです。
 そんなにサボっていないと思うのですが、1ヶ月半も格闘しています…。
 
 上の図は最新版の図面(9版)です。翼の骨格は、まだ描き込んでいないです。
 簡単に各骨の名称や長さも記載しておきました。
 注意事項として、鳥の専門家が描いた図面ではないので信用しない方が良いです。
 特に、骨の名称は資料によって違ったりするので注意が必要です。
 あと、多分間違いだらけなので、まだ描き直す可能性大です。
 
 基本的に、所有している書籍やネットで調べながら描いているのですが、
 資料が少ない上に、骨の名称が統一されていなかったり、掲載されている骨格図が
 間違っていたりして混乱しまくりです。もっと良くまとまった資料が欲しいです…。
 
 どうしても分からない場合は、エサ用のウズラを解剖して調べたりもしています。
 解剖中の写真もあるのですが、多分グロだと思われるのでアップしないでおきます。
 また、ウズラはキジ目で、ハヤブサ目とはかなり違っているので注意が必要です。
 
 ポーズは、全長を測る時のポーズにしているつもりです。
 鳥を平らな所に乗せて、頭を上に向けて、嘴の先端から尾の先までの長さです。
 図鑑に載っている全長は、この体勢で測った長さです。
 
 図鑑上、チョウゲンボウ♂の全長は33cmになっているのですが、
 33cmは最小サイズだと思うので、約34cmmで描いています。
 所有しているチョウゲンボウ♂の剥製の全長も34cmでした。
 ちなみに、♀は38〜39cm位です。
 
 チョウゲンボウの習作を作るのに、骨の長さや形状を知りたくて描き始めたのですが、
 ここまで苦戦するとは思ってなかったです。
 情けないことに、どうやら鳥の構造を全然理解できていなかったようです。
 
 習作を作るだけなら、ここまで細かい骨格図は不要だと思うのですが、
 制作対象物を深く理解することは超重要だと思うので、もう少しがんばってみます。
 最近は、その辺にいる野鳥を見ても骨格がどうなっているのか気になります。
 ほとんど病気です。
 
 ひとまず、骨格側面図と、羽側面図までは描くつもりです。
 その後は、来年冬のワンフェス販売用に立体作品の制作に入るかもしれません。
 もしくは、このままチョウゲンボウの作図を徹底的に書き上げて、本にまとめて売るかもです。
 どちらにしても遊んでいる暇はなさそうです。
 
 おまけ(山階鳥研グッズ)

入会特典?

 先日、山階鳥研さんに見学に行った関係で賛助会員になったのですが、
 そしたら、写真のようなグッズを届きました。
 
 インドモリフクロウのクリアファイルが結構お気に入りです。
 やはり、ジョン・グールドの図譜は渋くて良いです。
 関連して「世界大博物図鑑 4鳥類」と言う本を持っているのですが、
 各鳥の伝説とか由来とか載っていて面白いです。
 
 今回の作図で山階鳥研さんが公開しているCTデータが役立っています。
 今後もデータが増えることを期待しています。
 

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