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ハヤブサOPWの製作記録を紹介しています。
道具や材料、詳細な作り方については「バードカービングの作り方」を参照してください。

 制作背景

 7月のワンフェスが終わってからあまり作業していないです。どうも、制作依頼やイベント出展など、納期
 付きの作業でないとエンジンがかからないです。そんな中、来年2月のワンフェス出展が決まったので、そ
 ろそろ本腰を入れて制作活動を再開しようと思います。
 
 と言っても、来年2月となると残り4ヶ月しかないので、確実に仕上げるのであれば、あまり難しくない鳥
 や、ポーズにするのが無難です。しかし、未だに、オープンウィング(略してOPW)の作品を作ったこと
 がないので、この機会に挑戦することにしました。
 
 まあ、そろそろ書きたいと思っている、バードカービングの制作本を書くのにあたり、OPWを作った事が
 無いのは問題があると思ったのと、ワンフェスでは躍動感がある作品の方が人気あると言う背景もあります。
 後、スズメフクロウの在庫がまだ4個残っているので、最悪、2月のワンフェスはスズメフクロウを出展す
 れば良いと言う思惑もあります。
 
 OPWと言っても、今回はフルオープンでなく、ハーフオープンで作ろうと思います。多分、フルオープン
 より難しいと思います。フルは資料が揃い易いし、比較的平面的な形になりますが、ハーフは資料があまり
 無いですし、結構立体的な形になり、翼の構造を良く理解しておく必要があると思います。どうせ難しいの
 を作るのであれば、より難しいのにしようと思ったしだいです。
 
 鳥種はルリビタキにしようと思っていたのですが、ハヤブサにしました。ハヤブサなら、現物がうちに居る
 ので、分からない場合に参考になると思ったからです。あと、ライフサイズは場所と重量に問題があるので、
 ミニチュアサイズにすることにします。
 
 その他、技術的課題としては、OPWだと、片足だけとか、翼の先端だけで本体を支えなければならない事
 が多いので、本体の内部をくり抜いて軽量化する必要があるかもしれません。特に、レジンで複製した場合、
 レジンは木より、かなり重いので考慮する必要があると思います。また、足の複製と強度の問題、レジン製
 の目の扱い(入れ方)なども考える必要があります。
 
 と言った感じで課題山盛りで、全然出来る気がしないのですが、この課題を乗り越えて行かないと作品の幅
 が広がらないので、何とかがんばってみようと思います。
 
 習作1号

写真01

 ノーマルスカルピーで習作を作ってみました。写真では大きさが分
 かりにくいですが凄く小さいです。イメージは飛び立つ瞬間です。
 岩を台とし、本体は片足だけで支えています。まあ、個人的には、
 カッコイイポーズだと思っています。このポーズにするまで何度か
 作り直したりして、結構悩みました。
 
 今回、新規導入したオーブントースター(写真01)で焼いています。
 温度調整機能付きなんですが、見事に焦げました。オーブンレンジ
 より早く焼けるのは良いのですが、焦げやすいのアルミホイルで、
 カバーするなど工夫が必要です。
 
写真02 写真03 写真04
 習作2号

 習作1号では、全体の大まかなポーズを決めるのが目的だったのですが、流石にそれだけでは本制作に入れ
 ないです。と言う事で、習作2号を作る事にしました。下の写真はアルミホイールでとボール紙で芯を作っ
 た所です。
 
 今回は、本制作と同じ大きさで作ろうとしたのですが、どうも丁度良い大きさが良く分からないです。更に、
 翼の大きさや形状がかなり適当で、こんなんで良いのか不安になってきました。毎日ハヤブサを見ているの
 で、多分そんなに間違ってはいないのだろうと思うのですが、将来、本も書こうと思っているので、ここは
 一度立ち止まって確認する必要があると判断しました。
 
写真05 写真06 写真07
 セーカーハヤブサの翼(ハーフオープン)

 早速、うちのセーカーハヤブサで翼の形状の確認です。翼を半開きにして餌をガメてる所です。写真08と
 写真10を比較して見ると、フルオープン状態に近くなると初列風切羽と次列風切羽が1列の線で並んでく
 るので、相対的に初列が短く見えるようです(写真08)。
 
 扇状の翼が畳まれて行くと初列が次列の下に潜り込んできて、次列に比べて初列が長く、尖っているよう
 に見えてくる事が分かります(写真10)。尖ってくるのは合っているのですが、初列の向きと羽1枚1枚の重
 なりは変わっても、初列全体の長さは変わらないはずなので、目の錯覚と言えば、錯覚なのかもしれませ
 ん。
 
 今回は写真08位の開きにしようと思っているのですが、う〜む。鳥の翼は奥が深いです…。今回の写真は
 上からの写真だけで、横や前からの写真がないので、立体的な形が分かりにくいです。うちのセーカーに
 更に協力してもらおうとしたのですが、あまり協力してくれそうもないので、早くも行き詰りました。
 
 ここまで図面も引かず、感覚だけで適当に作ってきたので、手持ちの資料を動員して、真面目に鳥の翼の
 構造を研究する必要がありそうです。こりゃ、来年2月のワンフェスに間に合いそうもないです…。
 
写真08 写真09 写真10

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