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ツグミの製作記録を紹介しています。
道具や材料、詳細な作り方については「バードカービングの作り方」を参照してください。

 制作背景

 今週は、花見やら細々とした用事が色々あって、ハヤブサの胸像の制作を進められませんでした。
 代わりと言ってはなんですが、ツグミの図面を作図したのでアップしておきます。
 
 月1で行っている、バードカービングサークルで、ツグミを作りたいと言う生徒さんがいたので、
 作図しました。市販図面でも良かったのですが、どうもイメージが違っていたので、市販図面を
 ベースに全面改修しました。
 
 側面図は気合入れて描きましたが、上下面図は結構適当です。多分間違っていると思います。
 なので、カットは側面図ベースの1面カットを想定しています。1面カットなら75*205*65程度
 の材で足りますが、この図面で2面カットする場合は95*175*65の材が必要になります。
 
 一応作図しましたが、今の所本格的に作る気は無いです。ツグミは姿が良くて大好きな鳥なんで
 すが、色塗りが凄く面倒そうで、どうも作る気になれないです。
 
 作図していて思ったのですが、ツグミは初列風切羽が結構長いです。また尾羽も結構長いです。
 このタイプは、巡航飛行速度が大きくて長距離飛行が可能なタイプだと思います。最近良く見か
 ける、外来種のガビチョウなんかは、初列風切羽が短すぎて見えないです。このタイプは小回り
 は効きますが、長距離飛行は苦手なタイプです。やはりツグミは姿が良いです。ホント、色塗り
 さえ楽なら作りたいんですが・・・。
 
 ガビが出たついでに、ガビは滅茶苦茶声が大きくて煩いです。ツグミは逆に大変静かです。ここ
 もツグミの魅力です。また、動きは「達磨さんが転んだ」をやっていて可愛いですし、何事にも
 控えめな性格です。ここも魅力的です。ホント、色塗りさえ楽なら・・・。
 
 ツグミは、削りやすい大きさです。あまり小さい鳥は足を作るのが難しかったり、羽出しが難し
 かったりするのですが、ツグミやモズは丁度良いサイズです。ホント、色塗りさえ楽なら・・・。
 
 カービングで作図から行う人は割合少ないのかもしれませんが、自分で作図すると色々発見があ
 りますし、対象の鳥の事を調べるので愛着がわきます。作図は無理でも、制作に入る前に図面を
 なぞったりする程度の事はした方が良いと思います。多分、色々疑問や発見があると思います。
 
 そんなツグミさんですが、現在制作中のハヤブサの胸像の目処がついたら、適当な材で、削りま
 では行うかもしれません。冬の散歩シーズンもそろそろ終わりで、ワンフェスの出展も決まった
 ので、いい加減制作活動に力を入れなければと思います・・・。
 

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