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スズメフクロウの製作記録を紹介しています。
道具や材料、詳細な作り方については「バードカービングの作り方」を参照してください。

 1号スズメフクロウ塗装完了

 スズメフクロウさんの塗装をしました。
 詳細は明日にでも組立て手順書の形でアップしようと思います。
 ここでは、感想のみ記述しておきます。
 
 まだ1号なので、これから色々調整していこうと思いますが、1号にしては良く塗れた方だと思います。
 塗装前の課題としては、以下の2点があったのですが、思ったより上手くいきました。
 
 @ こげ茶地に白の斑点を綺麗に塗る。
   ⇒白が上手く塗れず、羽枝を壊しがちになるのですが、今回は羽枝を壊さずに塗れたほうだと思います。
    これは、ファレホの性能のおかげだと思います。
   ⇒境界がハッキリしすぎて、不自然な感じになることが多いのですが、エアブラシを上手く活用するこ
    とで、比較的綺麗にまとめられたと思います。
 
 A 胸のグラデーションと塗り分け
   ⇒塗り分けは、航空機モデルの塗装方法を参考に、浮かし気味のマスキングすれば大丈夫だと分かりま
    した。
   ⇒グラデーションはエアブラシで割合何とかなりそうなことが分かりました。
 
 今回の塗装結果で以下が気になったので、今度のワンフェスで売れ残ったガレキを使って、2号ではこの辺
 を変えて試したいと思います。
 
 @ チョットテカリ過ぎた?
   ⇒表面処理の問題か、塗料の問題?
 
 A 白の斑点がもうちょっとハッキリしても良いかも?
   ⇒塗装手順の見直し
 
 B 色合いが黄色に寄りすぎた?
   ⇒塗装手順の見直し
   ⇒使用する色の見直し
 
 テカリについては、売り物の関係上、簡単に塗料が剥げないように、ガッチリ表面処理したのが原因だと思
 います。まあ、これはこれで健康的なフクロウと言うことで良いのですが、少々気になります。以前使った
 のと同じ溶剤の割には、今回はテカり過ぎている気もするので、2号ではこの辺に注意したいと思います。
 
 今回のこげ茶は、うちのセーカーハヤブサのこげ茶を基準にしていて、あながち間違いではないと思うので
 すが、何か想定していたイメージとチョット違います。もう少し、彩度を上げて、赤に寄せた方が良いよう
 な気がしますが、赤に寄せると派手になり過ぎて失敗することが多いので注意が必要なのと、手持ちの塗料
 では足りなそうなので、追加で買ってこないと駄目かもです。予算が少々問題かも…。
 
 今回はあまり匂いのキツイ溶剤は使ってないのですが、香水や石鹸の匂いも駄目な人なんで、匂いでやられ
 ました。頭痛で1日ダウンしました。ガスマスクで解消しましたが、ガスマスクはホント良いです。ややゴ
 ム臭いですが、活性炭を通した空気は最高です。結構癖になります。普段使いしても良いくらいです。ただ、
 ガスマスクしていると、うちのハヤブサが少々ビビるのが問題です…。
 
 今回もエアブラシを使いましたが、ハンドピースがぶっ壊れました。10年以上前に購入したハンドピース
 で、普段からグラインダーの清掃とかで無茶な使い方をしているので構わないのですが、塗料が詰まって、
 安定して噴けなくなりました。今までエアブラシ用の塗料を使っておらず、清掃もロクにしてなかったのが
 原因だと思います。
 
 エアブラシは、なるべく専用の塗料使って、使用後は入念に清掃しておいた方が良さそうです。今回は予備
 機で対応しましたが、新品のハンドピースの使い勝手は凄く良かったです。これなら表現の幅も広げられる
 かもしれません。大事に使っていこうと思います。ちなみに、壊れたハンドピースは、エアーは問題なく出
 るので、グラインダーの清掃用に引き続き使います。
 
 どうも、まだ頭痛が治っていないので、2号はワンフェス明けに塗装することになると思います。
 

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