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スズメフクロウの製作記録を紹介しています。
道具や材料、詳細な作り方については「バードカービングの作り方」を参照してください。

 顔面改修

 今週はハヤブサ胸像のレジンキャストをするつもりだったのですが、どうも失敗したスズメフクロウが
 気になって、ハヤブサ胸像の作業が手に付かなかったので、スズメフクロウの改修を行いました。
 ハヤブサ胸像は目止め処理(防水処理)のみしました。
 
 で、スズメフクロウの改修ですが、頭が凄く気になったので、頭(顔面)にコクソを盛りまくって修整
 しました。修整前より頭の幅が大きくなっています。頭デッカチのような気もしない事もないのですが、
 フクロウ類は頭がデカイので、かっこよくは無いですが一応OKとしました。
 
 一番苦労したのが、喉周りです。本物のフクロウはココは羽が立っている箇所で、どう表現していいも
 のか悩みました。プロのバードカーバーの作品を見ても、ココは表現していないことが多くて、あまり
 参考になりませんでした。
 
 毎日、削ってはコクソを盛ってを繰り返し、あーだこーだ、いじって何となくこの形になりました。
 正直言って自信ないのですが、これ以上いじっても結果は変わりそうもないので、ひとまずこの形にし
 ます。今は違和感があっても羽出しすると良くなるかもしれないので、そちらに期待です。
 
 どうも、顔がブサイクなような気がします。鼻の穴がデカイというか、豚鼻です。ただ、色んな資料を
 見ても、スズメフクロウの鼻はこんな形なので、こんなものなのかと思います。ワシミミとは大分形が
 違うようです。
 
 今回は、柔らかいチュペロ材を使っているのですが、その粉から作ったコクソも柔らかめでした。それ
 にしても、コクソはありがたいです。納得いくまで、盛って、削り直しできるので、多少も無茶もでき
 ます。ただ、乾燥時間が必要なので、作業時間はかかります。
 
 今回の失敗の要因は習作を作らなかったことにあると思うのですが、スカルピーで習作を作っても、
 案外同じだったかもしれません。コクソの慣れてきたので、似たような感覚の石粉粘度を使ってみるの
 も良いかもしれません。それにしても、超疲れました・・・。これで、ようやく本格的にハヤブサ胸像
 の制作にもどれます。ワンフェスまで時間がないので急がないとです。
 
 暑いですが窓辺が好きです(おまけ)

 うちの猛禽ズは暑いのが苦手ですが、窓辺は好きです。ボウ(アフリカワシミミズク)はカーテンの裏側
 がお気に入りです。チハヤ(セイカーハヤブサ)は直射日光のあたらない窓辺が好きです。
 
 この所、暑くて自分がダウン気味なので散歩にあまり行けていないのですが、多分ヤツらの日光浴は足り
 ていると思います。むしろ問題なのは自分の運動不足です。体重がヤバイです・・・。
 

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