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エナガの製作記録を紹介しています。
道具や材料、詳細な作り方については「バードカービングの作り方」を参照してください。

 エナガ色塗り(5号)

 前回、リキテックスのリキッドタイプ絵具をちゃんと試せなかったので、リベンジしてみました。
 で、試した結果ですが、どうもテカリます。色乗りは悪くないんですが、テカルのは勘弁なので、
 今回はひとまず今まで通りの絵具をメインに塗ってみました。
 
 今回はシマエナガバージョンにしてみました。色塗りログは以下です。


 
 エナガ色塗りログ(5号、シマエナガ)

 【本体】
  @パステル 白部分をグレー(007)でシャドー
        ⇒白の透明感が欲しいので、今回は白絵具での下塗りなし
  Aプライマ ⇒BC工程で@のパステルが取れないように
  Bパステル 黒(W006)で尾以外の黒い箇所
  Cパステル ピンク(014)で肩羽、下尾筒、腹などのピンク箇所
  Dプライマ ⇒尾を持って行う
        ⇒BC工程時も尾を持って行う(プライマを噴く前のパステルは極力触らないこと)
  Eパステル 黒(W006)で尾の箇所
  Fプライマ ⇒尾のみ
  Gパステル&プライマ A〜Fの工程を繰り返す 
  Hシタデル アイリング上(SNAKEBITE LEATHER)
  Iシタデル アイリング下(CHAOS BLACK)
        ⇒シタデルが目に付くと取れないので注意
        ⇒今回は、はみ出たシタデルを取るため、コンパウントで磨き直した
        ⇒最終的には、アクリル絵具で仕上げた(イエローオキサイド、カーボンブラック)
        ⇒アイリングについては、塗りが難しいのと、キャストで綺麗に抜けない事が多いので
         対策を考える必要あり
  J溶剤   タミヤのUVレジン用つや出しニスで目の艶を出す
        ⇒先に目周りを片付けた方が全体の感じがつかめてやりやすい
  Kアクリル バーントアンバー(70%)+ウルトラブルーディープ(30%)で黒箇所
        ⇒最初は、リキッドを試したが、あまり良くなかったので却下した
  Lアクリル カーボンブラックで黒部分の影を強化
  Mアクリル 朱色(NORWGIANORANGE)(20%)+チタニウムホワイト(80%)でピンク箇所
  Nリキッド チタニウムホワイトで白部分をハイライト
        ⇒アクリル溶剤でよく薄めて軽く行う
        ⇒普通のアクリル絵具より透明感があるので採用
  Oリキッド カーボンブラックで全体をウオッシング
        ⇒普通のアクリル絵具より薄めた時の伸びが良く、透明感もあったように思えたので採用
  P溶剤   マッドバーニッシュで全体の艶を整える
  Q溶剤   ポリウレタンバーニッシュでクチバシ、羽軸の艶を出す

  注1)アクリル絵具はタミヤのアクリル塗料溶剤で薄めて使用
  注2)アクリルはガッシュ(不透明)、リキッドは透明、シタデルはシタデルカラー
  注3)ウオッシングとは無茶苦茶薄めた絵具で色塗り(墨入れみたいなもの)
  注4)プライマはプラスチック用のクリアタイプを使用
  注5)パステルの番号は色番号、また使用したのはハードタイプ
  注6)パステルは紙に擦り付けて、出てきた粉を筆で塗る
  注7)こちらも参考にしてください。


 色塗りの結果ですが、う〜ん、何とも、チョット、これでない感があります。
 悪くはないのですが、リキッドで失敗して戦意喪失したのか、ちょっと粗いような気がします。
 残り2体は、もうちょっと丁寧に塗りたいものです・・・。



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