トップ > バードクレイの部屋 > 製作記録 > ブンチョウW >16.4羽完成(WBC、樹脂)
今年もよろしくお願いします | |
文鳥さんの製作とは直接関係はないのですが、今年もよろしくお願いします。 正月休みは、サクっと文鳥さんを仕上げて、次の作品に取り掛かろうと思ったのですが、予想外に苦戦した ので文鳥さんの製作しかできなかったです。それでも、休暇中は毎日製作&ボウの散歩で充実していました。 |
白文鳥完成写真 | |
種類:白文鳥 材料:ポリウレタン樹脂 塗料:羽毛部分は無塗装、足、クチバシ、アイリングはアクリル絵具 目 :アクリルアイ 白文鳥は、羽毛部分の色は塗っていないです。(表面保護の意味でプライマーだけ噴いています) 素材の色がそのままなので、白の発色が自然な感じに仕上がりました。手間もかからないので、 実に助かりました。 |
並文鳥完成写真 | |
種類:並文鳥 材料:ポリウレタン樹脂 塗料:アクリル絵具にオールパーパスシーラをプラス 目 :アクリルアイ 並文鳥の色塗りは滅茶苦茶苦戦しました。プライマー塗っているので、最初は普通に水で薄めたアクリル絵具 で塗ってみたのですが、筆ムラだらけで全然色がのらず。次にアクリル絵具をアクリル塗料薄め液で薄めて塗 ってみたのですが、水で薄めた時よりかはマシでしたが、筆ムラだらけでボツに。ここまでで結構表面が荒れ てきたので、ジェッソとKTシーラーを塗ってリセット。(かなりモールドが消えました・・・) 素直に、アクリル絵具をオールパーパスシーラを足した絵具で塗って、なんとか物になりました。が、それで も筆ムラが発生して、厚塗り=モールド消え状態になり、オールパーパスシーラを足した関係でかなり、テカ りました。オールパーパスシーラを混ぜると、確かに色のりは良くなるのですが、テカるのが問題です。 また、筆塗りで、色の定着率が悪い素材だとどうしても筆ムラができてしまいます。本当はエアブラシ塗装を すれば良いのでしょが、エアブラシ塗装は苦手なもんで、困った事になりました。ちなみに、このピンチは、 1月1日の夜中でした。(正月から何してんだか・・・) |
塗装方法変更(パステル塗装) | |
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並文鳥の次は、淡い色合いのシナモン文鳥を塗ろうと思っていたのです が、アクリル絵具で厚塗りになるのは避けたかったので、思い切って 全然別の方法で塗る事にしました。 筆塗りだとどうしても筆ムラが発生するので、パステルで塗る事にし ました。パステルを紙で擦って、粉になったパステルを綿棒につけて 塗ります。よくプラモデルのウエザリングで使われる手法です。 |
シナモン文鳥完成写真 | |
種類:シナモン文鳥 材料:ポリウレタン樹脂 塗料:羽毛部分はパステル&プライマー 足、クチバシ、アイリングはアクリル絵具 目 :アクリルアイ 羽毛部分をパステルで塗ったシナモン文鳥です。パステルだけだと直ぐに剥がれてしまいますし、重ね塗り ができないので、一度塗ったらプライマーを噴いて次を塗るようにしました。塗っては噴いてを3回程行い ました。 パステル独特の柔らかい感じに仕上がりました。また、モールドも全然消えずにすみました。その上、塗装 時間は凄く短くすみました。並文鳥の時は半泣き状態でしたが、シナモン文鳥は楽々でした。まあ、プライ マーを3回も噴くので、乾燥時間が少々かかりましたが大した問題でないです。色の定着力も問題なしです。 |
並文鳥完成写真 | |
種類:並文鳥 材料:木材(チュペロ) 塗料:羽毛部分はパステル&プライマー 足、クチバシ、アイリングはアクリル絵具 目 :ガラスアイ シナモン文鳥のパステル塗装が上手くいったので、並文鳥をリベンジしてみました。今回は材料が木材なの で、普通にアクリル絵具で塗っても良かったのですが、実験の意味もあります。 で、結果ですが、こちらも中々の完成度に仕上がったと思います。全体に色が少し薄いですが、まあ自然な 感じだと思います。むしろ前の方が濃すぎました。本当は桜文鳥仕様にしたかったのですが、白い桜模様を パステルだけで表現するのは上手くいかなかったので今回は断念しました。 |
まとめ | |
今回の文鳥は、レジンキャストに挑戦したり、パステルで塗装するなど、初めての挑戦が多かったように 思います。色々苦戦もしましたが、最終的には物になって良かったです。最後にパステル塗装について 利点と課題をまとめておきます。 【利点】 ・筆ムラが発生しないので、広い面積を塗るのが楽。 ・テクスチャーやバーニングなどのモールドを消すことがない。 ・ボカシが凄く楽。 ・基本的に難しい技術は必要ない。(案外初心者向きかも) 【課題】 ・濃い色が出しにくい。 ・細かい模様が塗りにくい。 ・プライマーの乾燥時間が少々長い。(プライマーのお値段も高い) 多分パステル塗装よりも、エアブラシ塗装の方が良いのでしょうが、設備や技術に問題がある場合は、 選択肢としてアリだと思います。筆ムラは広い面を塗る時に発生しやすく、ついつい厚塗りになってしまう ので、パステルで基本塗装を行い、プライマーで表面コートをしっかり行った後にアクリル絵具で仕上げる が、案外良い方法なのかもしれません。これならば厚塗りせずに、細かい模様も塗れるように思います。 次回作で検討してみようと思います。 |