トップバードクレイの部屋製作記録ブンチョウW >8.粘土盛り


ブンチョウの製作記録を紹介しています。
道具や材料、詳細な作り方については「バードカービングの作り方」を参照してください。


 製作が遅れ気味のブンチョウさんです。三連休で一気に挽回したいと思っていたのですが、親戚に
 不幸があった関係で山形県の鶴岡市に行ってました。なので今週もほとんど進んでいないです。
 
 製作とは関係ないのですが、超久しぶりに遠くに行ってきました。普段は関東圏と言うか、東京圏
 から出ることがほとんど無いです。行っても山梨県止まりです。子供の頃は毎年のように山形に行
 っていたので懐かしかったです。今は東京でIT関係の仕事なんかしていますが、久しぶりに山形
 まで行って、色々と思う所がありました・・・。
 
 SBCのクチバシ加工


 スチロールバードカービング(SBC)の加工を進めます。
 クチバシに石粉粘土を写真のように盛ります。
 心材のスタイロは、後で加工している時に出てくると面倒なので、
 なるべく削り込んでおいた方が良いです。また、ブンチョウの場合
 クチバシが太いので、スタイロを心材にするので良いのですが、
 ルリビタキのようなクチバシが細い鳥については、思い切って、
 スタイロを削って、爪楊枝などで心材を作った方が良いです。
 


 一昼夜ほど乾燥させて写真のように削ります。
 心材のスタイロが出てきてしまった場合は、石粉粘土で修整します。
 
 SBCの本体粘土盛り


 本体は「エレガントクレイ」を盛ります。この粘土は樹脂粘土で低温
 バーニングが効きます。クチバシで使った石粉粘土は基本的にバーニ
 ングが効かないです。ただ、切削性能は石粉粘土の方が良いです。
 
 で、「エレガントクレイ」ですが前に使ったヤツを約1年ぶりに使お
 うとしたら、中途半端に固まっていました。一応袋に入れてパックに
 入れておいたのですが、流石に1年はもたなかったようです。
 
 中途半端な固まり加減だったので、3日程水に漬けて置いたら、内側
 はデロデロになりました。どうせ盛るだけなので、写真のようにムリ
 ヤリ盛ってみました。デロデロ過ぎて綺麗に盛れず、結構ホラー状態
 になってしまいました・・・。
 


 粘土を盛ってから3日程乾燥させてヤスリをかけたところです。
 粘土がデロデロだったので、乾燥に3日もかかりました。
 
 盛り方が不均一だったので、心材が見えている所が少しあります。
 今度は新しい粘土を使って、心材が見えている所を隠し、頭や尾を
 軽く造形します。


 一晩ほど乾燥させて写真のように削ります。
 概ね良い感じになりました。
 
 余った粘土は、当分使わないと思うので、ラッブに包んで、パック
 に入れて冷蔵庫で保管してみる事にします。冷蔵庫に保管する理由
 は常温保存だとカビたからです。うちの冷蔵庫はネズミの死体やら、
 ウズラの死体やら、野鳥の死体やら、粘土やら…カオス状態です。
 
 WBCの目入れ


 ウッドバードカービング(WBC)には目を入れました。何となくアイリ
 ングは造形していないです。後でエポキシパテで処理する予定です。
 
 来週は土曜に仕事が入っていて、多分ほとんど製作が進まないです。
 代休を取って時間を確保したい所ですが、確実に無理で、恐らくこの
 分の給与も請求できないです。まあ身から出た錆の部分もあるのです
 が、IT関係の仕事は、こういうのがあたりまえなので、久しぶりに
 山形に行くと色々考えてしまう訳です。
 
 再来週は上野のバードカービングコンクールを見に行こうと思って
 いるので、これまた時間が取れそうもないです。11月はデザフェス
 に行くつもりなので、ここでも時間取れないかもです。
 う〜む、ブンチョウさんはいつになったら完成するんだか・・・。
 

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