トップバードクレイの部屋製作記録ブンチョウW >4.全体修整


ブンチョウの製作記録を紹介しています。
道具や材料、詳細な作り方については「バードカービングの作り方」を参照してください。

 修整箇所


 8月に、生の文鳥を見てきたのですが、結構間違っている事に気づき
 ました。なので、今更なんですが修整します。修整箇所は以下です。
 
 ・クチバシの淵を頭より大きくする。
 ・全体の大きさを小さくする。
 
 とにかくブンチョウのクチバシはデカイです。スズメのクチバシを
 大きくした程度だと思っていたのですが、どうも根本的に形が違う
 みたいです。
 
 修整結果

 結構無茶な修整でしたが、強引にやり遂げました。
 クチバシを太くするには、頭側の方を削って調整しています。頭側を削るので目が邪魔になるので、
 目は取り外しました。(パテヘラを目の淵に突っ込んで強引に引っ張れば取れます。)
 
 写真では分かり難いですが、クチバシが羽の外側に来るような感じです。頭よりクチバシの方が大
 きい感じです。また、上クチバシは横幅が小さく、下クチバシは横幅が大きく、潰れたような感じ
 です。スズメなどは、クチバシの上に羽が掛かるイメージですが、ブンチョウの場合は、クチバシ
 の方が羽の上に掛かるイメージです。
 
 クチバシ方面は約2〜3mm程度短縮し、尾羽方面は約4mm程度短縮しています。短縮した分に合わせて、
 全体を削り込んで、大きさを調整しています。修整前も、そんなに大きかった訳ではないのですが、
 どうも本物を見ると、もっと小さいように思います。この辺は個体差や、羽根の膨らませ具合で結構
 変わって来るので微妙な所です。
 
 とまあ、何とか修整できたのですが、どうもカッコ良くないです。クチバシがデカ過ぎてバランスが
 悪いです…。といってもブンチョウらしさはUPしました。修整前はスズメっぽかったです。
 




 スタイロ版の方は、これから粘土を盛るつもりなので、無茶な改修は
 行わなかったです。粘土を盛ることを考えて、全体を少し小さくした
 だけです。こう見ると、やはり木の方が削りが甘いような気がします。
 同じように削っているつもりでも、木は硬いので、削りが甘くなって
 しまっているようです。
 
 本当は、目の入れ直しまで行いたかったのですが、先週、仕事が忙し
 かった関係で途中で意識が飛びました。なので今週はここまでです。
 徹夜とかするものではないです・・・。

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