トップバードクレイの部屋製作記録ブンチョウW >6.目の製作&目入れ


ブンチョウの製作記録を紹介しています。
道具や材料、詳細な作り方については「バードカービングの作り方」を参照してください。

 目の製作


 この所目の製作を行っていなかったので、久しぶりに製作してみました。
 いつも通りアクリル板を削り出して作ったのですが、結構苦労しました。
 何しろ8個も作ったので、大きさが合わないとか、磨きがたりなかったり
 とか…。特に製作途中でロストした目が3つもあったのが痛かったです。
 透明で小さいパーツなので、変な所に落とすと見つからないです。
 まあ、何とかできたのですが、買い物で済めばそちらの方が楽です。
 ただ、このサイズのガラスアイは普通400円〜500円程度するので、4羽だ
 と2000円程度します。う〜む、微妙な値段です。
 目入れ




 目入れ前に、目の穴を開けなくてはならないのですが、スタイロの方は普
 通にあけただけです。クチバシの加工とか行っていないです。
 
 スタイロの場合は、目のパーツを押し付ければ結構入っていくので、位置
 合わせが楽って言えば楽です。ただ、力を入れて押し付ければ、その分
 入っていくので、その辺はあまり無茶しない方が良いです。(目が陥没
 しやすいです)
 
 木の方はクチバシの加工を行ってから、目の穴をあけています。目の位置
 を確定してからだと、クチバシの加工で問題が発生した時に修整し難いか
 らです。また目の位置決めを行う時に、クチバシが歪んでいると、それに
 引きずられて目の位置もずれることがあります。
 
 クチバシの加工ついでに、頭の全体調整も行っています。これも目の位置
 が決まってからだと行い難いので、先に行っています。
 
 目の穴の深さですが、目のパーツの高さ分くらいは必要です。スタイロと
 違って、押し込んでも入っていかないので、有る程度深さには余裕をもっ
 ていた方が良いと思います。
 
 目のパーツは直径5mmの厚さ約2mmで作っていますので、直径5.5mmの深さ
 3mm程度の穴が理想的と思われます。ついでに目の虹彩はバーントアンバー
 とバーントシャナーを6:4位で作っています。市販のダークブラウンの
 ガラスアイより、若干明るい色になっているかもしれません。
 



 目入れまでした所です。いつも通りウッドパテで入れています。
 アイリングはエポキシパテで作るのが一般的なのですが、今回はウッド
 パテでそのまま造形しています。
 
 ブンチョウの場合、やや、つり目くらいの方が可愛いのですが、今回は
 あまり、つり目にしていないです。
 
 
 
 


 目入れまで完了したところです。目が入ると一気にらしくなります。
 今回は久しぶりの目入れと言うこともあり、結構時間がかかりました。
 特に最初の方が時間かかりました。やはり頻繁に行っていないと腕が
 落ちます。
 
 次回は、スタイロの方は粘土盛りで、木の方は羽出しになりますが、
 来週はちょいと用事があるのと、別の鳥の1羽製作をしなくてはならな
 さそうので、もしかしたら、当分先になるかもしれません。

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