トップバードクレイの部屋製作記録ブンチョウW >5.足の骨組み


ブンチョウの製作記録を紹介しています。
道具や材料、詳細な作り方については「バードカービングの作り方」を参照してください。

 足の骨組み製作


 暑いです!とにかく暑いです!
 なので、今週は足の骨組みだけしか作業できませんでした。
 目玉作りも行ったのですが、作業が存外過ぎて失敗しました…。
 やっぱり、暑すぎる時は無理に作業しない方が良いようです。
 
 左の写真は、冷房が効いている部屋に退避して、くつろいでいる
 (頭掻いている)ボウです。
 ボウも、この暑さでグタ〜っとしています。
 


 指部分は0.9mmの銅線を使っています。
 図面から、銅線を切り出し、爪部分を曲げて、
 爪部分を叩いて、爪部分を研ぎだしています。
 左の写真は、その過程です。
 
 
 


 フショは1.0mmの真鍮線を使っています。
 本体及び台側に、それぞれ10mmの余裕を持たせておきます。
 


 直径1mm、深さ10mmの穴をあけた板を用意し、写真の様にフショと指を
 マスキングテープで固定します。本当は、ホチキスで固定した方が良い
 のですが、ハンダ付けしている最中にパーツが動かなければ、固定方法
 は何でも構わないです。
 
 接合部には、ペーストを塗っておきます。こうしておくとハンダの流れ
 がよくなります。
 
 



 ハンダ付けまで完了した所です。
 4羽分をまとめて作ったので、結構な量になりました。
 指パーツは全部で16本、爪の削り出しは32箇所…。
 
 ハンダ付け後のパーツは、中性洗剤で洗っておいた方が良いです。
 ペーストの脂分が残っていると、この次のパテ盛りで、パテの食いつき
 が悪くなります。


 足の骨組みの製作は以上ですが、本体側にヤスリがけしておきました。
 羽の下書きを行う時、下がザラザラだと消しゴムをかけた時、後が残
 ります。羽出しで削るので、それ程綺麗にヤスリがけする必要はないの
 ですが、荒削りのチェックの意味も含めて、ある程度はヤスリがけし
 ておいた方が良いです。ちなみに、今回は240番までかけています。
 

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