トップ > バードクレイの部屋 > 製作記録 > コザクラインコ >8.SBCで試作1
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技術的なこと | |
自分用に技術的なことをメモしておきます。 【主な仕様】 ・本体の材料はカネライトフォーム ・目は6mmレジンアイを使用、嘴&アイリングはエポキシパテ ・体重調整は無し、足あり ・台は簡素なもの ・色は、ジェッソ、アクリル絵具、パステル(つや消し仕様) ・色はノーマルでなく、オレンジフェイスドミナントパイドっぽく ⇒ノーマルより淡く、黄色を強く 製作手順は、握り文鳥Ver2 と同じようなものです。ポイントだけメモしておきます。 今回は作図はしていないです。以前作った習作は参考にしていますが、図面無しで適当に削っています。 以前作ったコザクラの色が渋すぎたので、今回意識的に鮮やかな色を使っています。塗りのところだけ、 手順をメモしておきます。 01.白ジェッソとヤスリで表面処理を2回行う。 02.白ジェッソ30%+ブリリアントグリーン70%で緑部分を塗る。 ⇒アクリル絵具にジェッソを混ぜると、隠蔽力が大幅に上がって均一な色の下地が作れる。 ⇒グリーンライトでもよかったかも。 ⇒白っぽくなるので、彩度が下がって変な色になるが、同時に明度も上がる。 ⇒後でパステルで上塗りするので変な色になっても気にしない。 03.白ジェッソ30%+カドニウムイエロー70%で頭のオレンジ部分を塗る。 ⇒オレンジ要素はパステルで処理する。 04.黄色のパステルで緑部分を全体に塗る。 ⇒下地の色が白っぽいので、結構効果がある。 ⇒これで鮮やかな黄緑になる。 ⇒パステルを全体に塗ることで、筆ムラが上書きされる。 05.赤色のパステルで黄色部分をぼかすように塗る。 ⇒頬紅をさすようなイメージ。 ⇒ノーマルバージョンにしたい場合は塗り重ねる。 06.つや消しを噴く。 07.黒パステル(W006)でシャドー塗り。 ⇒クチバシの先端は少し緑がかる。 08.つや消しを噴く。 09.グロスバーニッシュでクチバシのツヤを調整。 最初は、01の工程の後に、パステルで塗り重ねようとしたのですが、全然色がのらなかったので、02の 工程を行いました。白っぽくなってかなり焦りましたが、パステルで何とかなったので良かったです。 色塗りは、塗り重ねれば塗り重ねるほど、基本的に彩度と明度は下がります。なので、彩度は常に意識 している必要があります。ただ、明度が高い(白っぽい)分には、重ね塗りで彩度をあげることが可能で す。下地色は、なるべく均一な色で、明度、彩度が高めの色にしておくと間違いないです。色々試すと 勉強になります・・・。 |