トップバードクレイの部屋製作記録ハクブンチョウ >3.足骨組み、羽出し、目入れ、テクスチャリング


ハクブンチョウの製作記録を紹介しています。
道具や材料、詳細な作り方については「バードカービングの作り方」を参照してください。

 足の骨組み製作

 図面に合わせて、直径0.9mmの銅線を切り出し、
 爪の部分を曲げます。
 

 爪の部分を叩いて潰します。
 
 

 爪を尖らせます。
 いつもはダイヤモンドヤスリで削っているのですが、
 今回はグラインダーで削りました。
 使ったビットはヤスリビットです。
 グリーンストーンやピンクストーンでも削れますが、ビットの方
 が逝っちゃうので、交換が効くヤスリビットを使いました。
 

 直径1mmの真鍮線を切り出し、写真のように本体とあわせます。
 今回は指の長さはテキトーなので、このタイミングでバランス
 を確認します。チョット指が長いような気がしますが、パテを
 貼ると短く見えるようになるので、多分こんなもんでしょう。
 

 フショと指をハンダ付けします。
 これで足の骨組みは完成です。
 
 羽出し

 今回は尾羽、風切羽意外はほとんど羽出ししていないです。
 ブンチョウの表面は滑らかに見えるのと、面倒なので・・・。
 色んな写真を見たのですが、ブンチョウの羽はどうもハッキリ
 しないです。なんで、諦めたというのもあります。
 
 
 目入れ、テクスチャリング

 目は5mmのガラスアイ(ダークブラウン)を使っています。固定及びアイリングはウッドパテを使って
 います。何となく目がデカイような気がします・・・。でも図鑑とか見ると確かに目が結構大きい
 です。スズメが4mmだったので余計大きく見えるのかもしれませんが、目が大きいほうが可愛いので
 OKとします。
 
 いつもは、目入れの後ジェッソを塗って、ヤスリをかけて表面を綺麗にし、バーニングの手順なので
 すが、今回は尾、風切羽意外にテクスチャリングを施してみました。実は今回のブンチョウはスリック
 で仕上げようと思っていたのですが、色んなブンチョウの写真を見ていたら気が変わりました。
 
 で、テクスチャリングですが、いや〜綺麗に入らないです。素材が柔らかいので全然シャープな線
 にならないです。綺麗ではないですが、工数は凄く短くてすみます。1羽大体30分程度で完成します。
 バーニングだと、この3倍はかかると思うので、この辺は魅力的です。また、バーニングだとどうして
 も直線的な線になってしまうのですが、テクスチャリングだと丸い線になります。
 
 次回ジェッソを塗って表面加工を行う予定ですが、それでどの程度テクスチャリングが残るのか、
 出たところ勝負になりそうです。ヘタすると今回のテクスチャリングが無駄になるかもしれません。
 


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