トップバードクレイの部屋製作記録カワセミ(その2) >3.足製作〜羽出し〜表面処理


カワセミの製作記録を紹介しています。
道具や材料、詳細な作り方については「バードカービングの作り方」を参照してください。

 樹脂粘土について

 前回書き忘れましたが、今回の作品は軽量石粉粘土ではなく、
 軽量樹脂粘土を使っています。使用にあたり幾つかの樹脂粘土を試
 したのですが、一番使い勝手が良かったのが「エレガントクレイ」
 でした。一番値段が安い上、ネーミングが微妙だったので、どうか
 と思ったのですが、乾燥速度が一番速く、切削性能はそこそこで、
 一応刻み込みができます。この商品は「ゆざわや」オリジナル商品
 なので、ゆざわや意外での購入はできないと思います。
 
 にしても、エレガントって・・・。
 いつかは、エレガントな作品を作ってみたいものです。
 
 足の製作

 足はいつも通りに作っていますが、カワセミは合趾足なので、中趾と外趾がくっついています。
 今回のハンダ付けはマイペンαのハンダゴテを使ってみました。いつも使っているハンダゴテ
 よりかなり使いやすかったです。
 
 色は、普通に赤(バーミリオン+トランスマゼンダ)を塗っていますが。ちょっと赤が強すぎました。
 もっとオレンジ色でもよかったように思います。スミイレはフラットブラックのエナメルで行って
 います。
 
 ウエイト調整

 足と本体の重さを量ったところ10gでした。カワセミの体重は24g〜34g程度らしいので、体重が軽すぎ
 ます。その上、クチバシが重すぎて前のめりのなってしまいます。
 そこで、2mmの銅線を適当な長さに切って、足の付け根に差してウエイト調整&バランス調整をしてい
 ます。銅線は全部で16本も刺しました。その結果23gになりました。これからジェッソや色塗りをする
 と多少重くなるので、現段階はこれでいいと思います。(多分)
 
 羽出し

 羽出しは、いつも通りモデラで1本で処理しています。
 樹脂粘土部分も同様の処理をしています。
 

 黒ジェッソ塗り〜表面加工

 今回1羽は黒ジェッソで下地処理してみる事にしました。
 で、下の写真が黒ジェッソ塗って、表面処理した結果です。
 クロカワセミです・・・。何だかとても先が不安なのですが、何事も試してみないことには分からない
 ので冒険してみます。感覚的には白ジェッソより黒ジェッソの方が色乗りが良く、表面も綺麗に仕上が
 るような気がします。
 
 白ジェッソ塗り〜表面加工

 もう1羽は白ジェッソで下地処理しています。
 まあ普通です。
 

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