トップバードクレイの部屋製作記録手乗りオオルリ >11.足の製作&アイリング


手乗りオオルリの製作記録を紹介しています。
道具や材料、詳細な作り方については「バードカービングの作り方」を参照してください。

 アイリングの処理(製作時間:1時間15分、ここまでの合計時間:49時間50分)

 アイリング構築への手順は以下です。
 
  @6mmガラスアイをウッドパテで入れる。
  Aガラスアイを入れる時に少し周りを濡らしてしまったので、
   濡れた所をバーニングで補修(木がふやけたので)
  B全身に[ラッカー50%+薄め液50%]を塗る。(2度塗しています)
   アイリングを構築する際に、水を使うので先に目止めします。
  Cエポキシパテでアイリングを構築する。
 
 バーニングやテクスチャリングが完了した後はなるべく早くラッカー
 を塗っておいた方が無難です。塗らずに放置しておくと、木が水分を
 吸ってふやけてしまい、折角入れた羽枝が消えてしまう可能性があり
 ます。なのでラッカーで目止めしておいた方がいいです。
 
 
 足の製作(製作時間:3時間05分、ここまでの合計時間:52時間55分)

 ホトトギスと同じで、スナップを足の裏に取り付けます。今回は
 ホトトギスの時よりスナップの片割れを小さくして接着しています。
 
 後は普通にエポキシパテで鱗などの処理をしています。オオルリの
 フショは長靴型のようなので、フショは鱗無しです。
 
 グリップの製作(製作時間:1時間00分、ここまでの合計時間:53時間55分)

 今回は一応手乗りオオルリと言うことなので、それ用の台と言うかグリップを作りました。
 ホトトギスの時は皮で製作しましたが、安定性に欠けるので、今回は木で作りました。
 使い方は写真2の様にグリップを握って使います。
 
 で、結果ですが、手軽に使えるのは実に良い感じです。
 安定感は、まあまあです。鳥自体の材料重量がやや重いので少し安定性に難ありますが、
 普通に持つ分には全然問題ないです。スナップの加工精度を上げて、もっと軽い材料を使え
 ば、更に良くなると思います。手乗りシリーズは木で作るより、材料が軽くて欠け難い、
 スチロール系の材で作った方が良い様な気がしてきました。
 
 ひとまず、ここで手乗りオオルリの製作は一段落です。色塗りは先になると思います。
 

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