トップバードクレイの部屋製作記録手乗りオオルリ >1.習作、作図、カット、目の製作


手乗りオオルリの製作記録を紹介しています。
道具や材料、詳細な作り方については「バードカービングの作り方」を参照してください。

 製作背景

 月1回程度行っているバードカービング教室でオオルリを作りたいとの事なので、その見本用に
 オオルリを作ってみます。平行製作しているオオルリは台付きのバードカービングにする予定で
 すが、今回の作品は、平行製作しているホトトギス同様、手乗り用で作ってみます。
 台を考えないで済むので、かなり気分的には楽です。
 
 平行製作しているオオルリは静かなポーズですが、今回は、製作者(生徒さん)の好みから、動き
 のあるポーズとします。と言っても、顔の向きと、口開けだけです。一見派手ですが、平行製作
 しているオオルリの方がポーズとしては難しいです。
 
 また、今回の製作では各工程の製作時間を計ってみる事にします。時間が無いのはしょうがない
 のですが、ダラダラ作るのは避けたいと思います。並行製作が多くなり過ぎてきて、かなりヤバ
 くなってきたので、なるべく短時間で仕上げてしまいたいと思います。(多分無理だけど・・・)
 
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 話は変わりますが、今年のバードカービングコンクール(上野で開催)の申込み期限は9月20日です。
 オオカワラヒワ、ジョウビタキは未発表作品なのでエントリーできないこともないのですが、
 出来が悪いのと、エントリーが面倒なので今年もパスします。(金が無いのもありますが・・・)
 
 今回の作品も手乗りバージョンにする予定ですが、テーマ性を求められるコンクールには向いて
 いないように思います。鳥を作るのは好き(てか鳥にしか興味ない)なのですが、しっかりした
 台を作る必要があるコンクール向け作品を作るのはどうも苦手です。ただ、良い作品を見るのは
 大好きなので、コンクール自体は楽しみにしています。
 
 習作 (製作時間:7時間35分、ここまでの合計時間:7時間35分)

 まずは習作です。最近はこれをやらないと落ち着かないです。
 いつもは心材に木材を使っているのですが、今回は時間短縮のため、
 丸めたアルミホイルを使っています。かなり自由に形を設定でき、
 指示棒の先端を尖らせておけば、指示棒の位置も簡単に変えられる
 のでお勧めです。(指示棒は直径5mmのシンチュウ棒を使っています)
 
 以下は習作の完成写真です。口を開けている以外は普通のポーズです。
 翼のパーツ分け、口の中、足の位置など、結構細かい所まで表現した
 こともあり、大分時間がかかりました。ただ、時間をかけただけあって、
 形の迷いはほとんど無くなりました。


 作図、カットアウト (製作時間:1時間20分、ここまでの合計時間:8時間55分)

 いつも通りにトレースして、いつも通りカットしています。
 今回はチュペロ材を使っています。と言っても、安いチュペロ材を
 使っている関係で、かなり材は硬いです。
 
 材の幅(鳥の幅)は55mm程度あれば大丈夫ですが、
 今回は安全を見て、幅60mmの材を使っています。
 それ以外の寸法は、カットアウト図の通りです。

 目の製作 (製作時間:1時間30分、ここまでの合計時間:10時間25分)

 いつも通りアクリル板から目玉を製作します。
 今回は直径6mmの目玉にしています。
 一応、部品が揃ったので、次回は削りです。


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