トップバードクレイの部屋製作記録ホトトギス >14.アイリング、足の加工


ホトトギスの製作記録を紹介しています。
道具や材料、詳細な作り方については「バードカービングの作り方」を参照してください。

 足周り改修

 足周りですが、皮ストラップに固定するのを止める事にしました。
 変わりに写真の様なスナップなるもので、足と皮ストラップを固定
 する事にします。
 スナップは100円ショップで入手しました。
 

 写真の様に、スナップを足の裏に接着します。接着剤はエポキシパテ
 を使用しています。スナップは大きすぎたので、少し削っています。
 
 
 

 皮ストラップは写真の様に切出し&穴あけします。
 型紙自体は変更していません。皮はグロープ用の皮を使っています。
 
 スナップの片割れが入るところは、写真左のポンチで穴あけします。
 スナップは結構厚さがあるので、皮に埋め込むようにしています。
 また、糸を通すところは事前にドリルで穴をあけています。

 写真に用に、スナップを縫い付けて、皮ストラップは完成です。
 これで、鳥本体と皮ストラップは脱着可能になるので、工夫次第では
 様々な所に鳥を止められるようになります。
 
 
 足&アイリングのパテ盛り

 足&アイリングを、いつものエポキシパテで加工します。
 アイリングはいつもよりかなり太めにしています。カッコウ目のアイリングは黄色くて目立つためです。
 足は結構連続したウロコ模様にしています。普通は関節部分と、そうでない部分にメリハリをつけるの
 ですが、鳥の形態図鑑やネットの画像を見るとあまりメリハリが無いみたいなのでそうしています。
 
 指のパテ盛りは、1日1本(両足で2本)のペースで行いました。パテが硬化する前に隣の指を加工したりす
 ると、ついつい硬化前の指を触ってテクスチャーを壊したりするためです。鱗はナックルツールを使っ
 て加工しています。ナックルツールはシンチュウパイプを削り出して自作できます。
 
 最終的に皮ストラップと鳥本体を結合させたところ、かなり安定していて良い出来でした。
 スナップが直ぐに取れてしまうのではないかと危惧していたのですが、大丈夫でした。
 
 嘴には瞬間接着剤を塗り、全体にラッカーを塗っています。瞬間接着剤は強度アップのためです。
 これで残りは色塗りだけになりました。
 


 色塗り一歩前まで来ましたが、この所ホトトギスばかりで少々
 疲れてきました。丁度キリがいい所なので、少し遊び製作でも
 したいなーと思っています。

 左の写真はボウの嘴を切った所です。思い切り抵抗されました
 が、何とか出来ました。ボウの嘴加工は大分慣れました。
 
 

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