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ホトトギスの製作記録を紹介しています。
道具や材料、詳細な作り方については「バードカービングの作り方」を参照してください。

 脚の試作(2012/08/26)

 夏バテで全然調子が上がらないのですが、ホトトギスさんの製作を進めます。
 前回失敗した脚ですが、土台部分を皮で試作してみました。
 
 脚パーツの製作

 フショ部分を2本のシンチュウ線で作っています。
 太さや長さは前回と同じです。
 
 皮パーツの製作

 皮パーツについては、まったくの手探りです。
 ひとまず牛革と使って写真の様なパーツを作りました。
 

 脚パーツ、皮パーツの結合

 皮パーツの穴に脚パーツのシンチュウ線を通します。
 


 裏側に出たシンチュウ線を曲げて、脚パーツを皮パーツに固定します。
 

 手に据えた感じ

 皮パーツの隅にある穴にゴムを通し、オイルを塗ります。
 で、早速手に据えてみました。
 
 脚パーツと皮パーツはしっかり固定されているようで、そちらの安定性
 は問題なさそうです。問題は皮につけるゴムです。キツ過ぎてもユル過
 ぎても上手くないです。今のままでも使えない事もないですが、改善が
 必要だと思います。
 
 ただ、手に据えた感じはなかなか良い感じで、不安定さも含めて本物の
 鳥を据えている感じです。もう一工夫で良い物になりそうな気がします。
 

 台について

 こんな台も作ってみました。
 実用品前提なので、何のひねりもないです。
 

 台に据える

 台に据えてみました。思ったよりいい感じです。
 ただ、ゴムの形状が良くないのか、台に据えるのは一苦労します。
 やはり、皮パーツの形状はもう少し考えた方が良いようです。
 まあ、初めての物なので、一発で上手く行くとは思っていませんでしたが、
 何となく目処が付きそうです。日を改めて再攻略したいと思います。
 
 脚の試作(2012/09/02)
 作り直し(1)

 前回はゴムと皮で作りましたが、どうもあんばいが良くないので、
 皮だけで作ってみました。ゴムの部分はタコ糸を縫っています。
 結果はかなりいい感じです。
 皮の長さに余裕を持たせて親指で支える事ができるようになっています。
 皮の隅をつまむ事で、鳥本体(木の部分)を触らずに簡単に脱着できした。
 鳥本体を触ると色が剥げたりするので、これはかなりポイント高いです。
 ただ、チョット皮が長すぎたのか、人差し指が全然曲げられず窮屈です。
 
 作り直し(2)

 皮パーツが長すぎたようなので、思い切ってぎりぎりまで短くしてみました。
 悪くはないのですが、皮に余裕が無いので脱着が難しくなりました。
 この方法は却下とします。
 
 作り直し(3)

 最初に作ったパターンを改良して作り直して見ました。
 ついでに皮はグローブ用の厚手で柔らかい物を使ってみました。
 結果は良好です。脱着も簡単にでき、人差し指も少し曲げられます。
 皮も柔らかいので指が痛くないです。
 
 今回の作品は決して可愛い系ではないのですが、指に据えていると何だか可愛くなってきます。
 どの位無茶しても大丈夫か調べるため、ボウ(うちで飼っているアフリカワシミミズ)に見せて
 みました。予想通り、かなりビビッていました・・・。
 
 今回は試作でしたが、これで本番を作ろうと思います。ようやく次に進めそうです。
 


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